2016.04.27 WED
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広報レポート<サヨナラでジンクスにさようなら>

逆転スリーランを放つ大谷選手
サヨナラヒットの中田選手

同点に追いつかれた9回。1死三塁から中田選手が左翼線へボールを運び、三塁走者の中島卓選手を本塁に迎え入れました。「気持ちで打ちました」。一塁を回ったところでベンチへ戻ろうとすると、チームメートが駆け寄って手荒い祝福を受けました。今季2度目となるサヨナラ勝ちを生んだのは4番打者のバット。これで4月3日以来の勝率5割に戻し、栗山監督が言うところの「スタートライン」に立つことになりました。

最近10試合で7勝3敗と軌道に乗り始めた戦いぶり。そのうち8試合は1ケタ安打でも、先発陣が8試合でクオリティスタートを決めたように、投手陣が踏ん張った試合でした。一方でこの日は投手陣が苦戦を強いられても、2ケタ安打で援護。1点を先制された1回に大谷選手が3号逆転3ランを放ち、田中賢選手と中田選手が猛打賞を記録するなど、打線全体が効果的に相手を苦しめ続けました。

全員が助け合って目的に向かう形ができつつあるファイターズ。オープン戦から一度も勝ち星がなかった水曜日に勝利し、サヨナラ勝ちでジンクスに別れを告げることに成功しました。ゴールデンウィークを迎え、上位チームと対戦するここからがシーズン序盤の山場となりそうです。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<5回 球数73 打者21 安打6 三振1 四球2 失点・自責点3>

「ストライク先行で投げられたことは良いんですけど、少し甘いところに入ってしまいました。もう少し角に投げないといけませんね。翔平のホームランとかにも助けられたんですけど、その後をしっかり抑えられず、テンポの悪いピッチングになりました。申し訳ない気持ちでいっぱいです」

栗山語録

栗山監督

Q.サヨナラでイーグルス戦連勝
「サヨナラは本当によかった。ただ、考えないといけないシーンも多かった」

Q.大谷選手が本塁打で先制
「点をとらないといけない場面だったので、チームを救ったのは間違いない。その前にやらないといけない事があったね」

Q.吉川投手が5回73球で交代
「吉川が1番分かっていると思う」

Q.5割復帰、そして明後日からは開幕の地QVCでの連戦
「相手投手も開幕と同じ涌井投手だと思うから、もう1回しっかりやるしかないね」

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