2016.05.07 SAT
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広報レポート<“イメージ”をぶち壊せ>

先制打を放つ近藤選手
タイムリーを放つ谷口選手

最後にはクローザーを投入するほどの僅差ではありました。しかし、27回のアウトを取られるうちに多くの点を取った方が勝つのが野球というスポーツのルールです。両チームが得点したイニングは前半と後半で偏りはありましたが、序盤の大量得点で試合を優位に進めたファイターズが逃げ切りに成功した一戦でした。

2回までの攻撃は、まさに「鮮やか」という表現がピッタリのものでした。初回は2死一、三塁で近藤選手が追い込まれながらも中前に先制打を放つと、続くレアード選手が右翼スタンドへ9号3ラン。2回も四球を絡めた連打が続き、8点のリードを奪いました。中でも谷口選手が“イメージ”をぶち壊したことが印象的でした。

相手先発を引きずり下ろした直後、2回2死満塁の場面。2番手は左腕でしたが、しっかりと右前に運んでみせました。プロ入り後、28打席目で初めて左腕から放ったヒット。「ファームでは(左腕も)普通に打ってましたけどね」。確かに2014年以降はイースタン戦で79打数25安打(打率.319)と苦にしていませんでした。一軍では左投手の際に打席に立つ機会が少なかったことで“右投手専門”のイメージが定着していたのです。今季の目標として挙げるレギュラー獲りには、左投手でも結果を残すことが必須。チームにとって貴重な7点目は、本人にとっても価値のあるものとなったに違いありません。

先発投手コメント

先発のバース投手

バース投手
<5回2/3 球数106 打者28 安打7〈本塁打1〉 三振4 四球5 失点・自責点3>

「序盤に沢山点を取ってくれたので、楽な気持ちで自信持って投げることができました。球数も少なかったので、せめて6イニングは投げ切りたかったんですけど、最後に粘ることが出来ずガス欠してしまいました。野手の皆さんに感謝しています」

栗山語録

栗山監督

Q.2点差まで追いつかれましたが、なんとか逃げ切りました
「勝ちきった感じはないけどね。8点リードしていても怖いものは常にある。色んなことがあったけど、バースにとっても勝たせてあげられれば、プラスになってくれると思う」

Q.レアード選手に今季9号の本塁打が飛び出しました
「あっち方向に打てればいいよね。ボールもよく見えているし。ただ、いいと思ってきた時に前回は(ライオンズの)岸と対戦して、いきなり崩れた。だから全然安心はできない。厳しくいくよ」

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