2016.05.11 WED
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広報レポート<ヨーイドンの役割>

先制弾を放つ中田選手
4試合連続弾を放つ大谷選手

中田選手が復調のきっかけをつかみそうな5号2ランを放ち、大谷選手は野手として出場した機会で4試合連続となる一発を記録した一戦。この2試合で5本塁打と“空中戦”で連勝を飾り、勝率を再び5割に戻しました。長打の少なかった打線が勢いに乗ったことで、ようやく追撃体制に入ったファイターズ。特筆すべき今シーズンの特徴は、先制点を取ってまず試合を優位に進めていることでしょう。もっとクローズアップされていいのは、1番打者による“ヨーイドン”での働きぶり。この試合では陽選手が四球で出塁し、中田選手の先制弾につなげました。

ここまでの37試合で1番打者に起用された選手の内訳は、陽選手の20試合、以下、中島卓選手10試合、西川選手4試合、淺間選手2試合、石川慎選手1試合。これら5選手が初回に出塁した(先頭打者本塁打を含む)試合数は陽選手10、中島卓選手3、西川選手1、淺間選手2で合計16試合あり、そのまま先制ホームを踏んだ試合数をみると、陽選手7、中島卓選手3、淺間選手2と12試合となっています。2番打者が犠打を決め、リーグ2位の得点圏打率で先制点につなげていくのが、ひとつの形として定着しつつあります。

先制点を取り、中押し、ダメ押しと得点していけば、先発投手の登板イニングも増える。今季は1試合平均で先発投手は6イニング以上を投げ、クオリティースタート(6回以上を投げて3自責点以下)も5割を超えています。これは昨季にはみられなかったこと。十分勝負になる戦いぶりを見せているだけに、勝率5割というラインも「ようやく」ではなく、「いよいよ」を感じさせるもの。このパターンを今後も継続できれば、勝ち星は伸びていくに違いありません。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<6回1/3 球数94 打者30 安打7 三振1 四球3 失点・自責点2>

「7回投げきりたかったんですけど、力足らずです。球が浮いてしまいました。先に点を取ってくれた打者の皆さんには感謝したいです」

栗山語録

栗山監督

Q.東京ドームでのバファローズ戦2連勝
「とにかく5割以上の成績で戦いたいので、もう1度スタート。これから前に進んでいきたい」

Q.中田選手が先制本塁打
「ここ最近は悔しい思いをしたと思う。早くから出てバッティング練習している姿も見てきたし、中々答えが出ない事もあるけれども、必死になっていれば必ず結果でると思う」

Q.大谷選手が4試合連続本塁打
「まだ始めてなんだという感じ。逆方向にあれだけ飛ばせるんだからもっと打てるはず。ただ打ち損なってはいたけれども、しっかりバット振れていたね」

Q.吉川投手が7回途中まで投げ4勝目
「完封ペースだったけれども、前回が悪かったから心配だった。前半は粘りながらよく抑えてくれたね」

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