2016.05.19 THU
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広報レポート<この地で勝つための戦い方>

谷口選手
レアード選手

インコース高めの真っすぐを振り抜いた打球は一直線に左翼席に飛んでいきました。延長10回の攻撃。先頭打者・近藤選手が中前打で出塁すると、続くレアード選手が勝ち越し2ランを放ちました。この3試合で飛び出たホームランの数は両軍合わせて合計10本。レアード選手の値千金の本塁打でこの空中戦に終止符を打ちました。

8回5-5の同点の場面でも左翼席上段まで運ぶ特大ソロアーチを放っていました。試合の流れを変えるのに「ホームラン」が最も有効的だということを証明してくれました。今季放っている本塁打12本のうち6本がホークス戦。昨季9月22日札幌ドームで行われたホークス戦でもサファテ投手からサヨナラ本塁打を打っています。「まさか」を期待させてくれるレアード選手の活躍。絶対的守護神を2度退治した実績は、これからの戦いでも大きく影響してくるに違いありません。

そして、忘れてはならないのがチームに息を吹き返してくれたこの選手の活躍。5回に2-5と引き離される2ランを浴びて意気消沈していた時のことでした。6回1死一、二塁の好機で代打に告げられた谷口選手が、左中間へテラス段を放ちました。今季1号はプロ2度目となる代打本塁打。ベンチ裏に戻り「必死でした!」と額の汗を拭いながら振り返り、試合を一気に振り出しに戻しました。スタメンから外れてもしっかり準備をする姿勢。まさにその準備力が形として表れました。レギュラー陣が確定していないチーム状況。熾烈なポジション争いを繰り広げる各選手のライバル意識がチームに勝利を呼び込んでいます。

先発投手コメント

先発の加藤投手

加藤投手
<1回1/3 球数41 打者9 安打6 三振0 四球0 失点・自責点3>

「悔しい気持ちしかありません。どこが悪かったのか反省して、しっかり次に活かしたいと思います」

栗山語録

「『(2本塁打の)レアードが』というより、(2番手の)バースも頑張ってくれたし、谷口も『早く追いつかないと』というところでね。増井も安心して投げさせてあげたいし、苦しい中で落ち着いてくれると思う。もちろんレアードはよく打ってくれた。総力戦でぶつかればこういう試合ができる。分岐点になるだろうし、選手の自信になってくれる。昨日の流れもあったし、追いつかれてやられることが去年は多かった。先に点を取られても逆転するような試合をしておきたかった。意味のある試合だった」

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