2016.05.21 SAT
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広報レポート<それぞれのモチベーション>

タイムリーを放つ田中賢選手
先発のメンドーサ投手

同点に追いついた3回1死二塁で左翼線へ勝ち越し打を放つと、5回1死一塁では右線二塁打への適時打。勝負の行方を決定づけたのは田中賢選手のバットでした。前日20日に35歳の誕生日を迎えたベテラン。「まだまだ元気に頑張る」と白い歯をこぼしました。全試合に出場してチームを引っ張り続ける男が、5月反攻の立役者となっています。ファイターズに復帰して2年目。もう一度、優勝したい。その思いが最大のモチベーションになっています。

選手にはチームを勝たせること以外のモチベーションもあるはず。それを証明したのは先発したメンドーサ投手でした。立ち上がりに1点を失ったものの、3回からは低めにボールを集めてアウトはゴロがほとんど。ストライクを先行させる投球が冴えて今季3勝目を挙げました。お立ち台には1歳になったばかりの愛息・マルセロくんを抱いて上がりました。「自分を野球選手だと思うようになっている。うれしいこと」。家族の存在も、また試合に臨む上でのやる気につながっているようです。

ヒーローインタビューを受けた2人だけではなく、グラウンドに立った全員、ベンチ裏で見守った全員にモチベーションがあります。5月はこれで10勝5敗1分。特に直近の12試合は9勝3敗とチームは軌道に乗りました。勝つことでさらにモチベーションが上がる。それがいい準備やプレー、ピッチングにつながっていく。優勝するためには、だからこそ、負けられない。正のスパイラルに入っている状態を、長続きさせたいものです。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<6回1/3 球数92 打者27 安打7 三振3 四球1 失点・自責点1>

「きょうはツーシームとチェンジアップを有効的に使えたのでテンポのいいピッチングができたと思います。最後にフォアボールを出してしまったんですけど、全体的にベース上で勝負できたので、内容は悪くなかったと思います。100点とはいきませんが、納得のいくピッチングができました」

栗山語録

栗山監督

Q. メンドーサ投手、6回1失点のナイスピッチングでした
「初回以外はゼロに抑えたんだけど、メンディーっぽくないね。終盤の方はよくなったけど、まだこっちのイメージとは違う」

Q.田中賢選手が先制打を含む2安打2打点の活躍でした
「印象にないぐらいだね。絶対的な信頼を置いている。普通にやっていれば問題ない」

Q. 西川選手が猛打賞を記録しました
「久々だね。(西川)遥輝も苦しみながらやってるのはこっちも分かってる」

Q. 明日は大谷投手が先発です
「ホークス戦の後の試合がどれだけ大事ということは言ってきている。どういう姿を見せてくれるか非常に楽しみにしているし、信用している」

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