2016.07.26 TUE
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広報レポート<理想的な試合運び>

三番手の宮西投手
抑えのマーティン投手

今季14セーブ目を挙げたマーティン投手の周りに勝利の輪ができました。7月の16試合で14勝目。チームメート同士でハイタッチを交わすシーンは、もはや“見慣れた風景”とさえいっていいものでした。先発メンドーサ投手が粘りのピッチングを披露して6回3安打1失点にまとめると、後を受けた谷元、宮西、マーティン3投手は無安打リレー。チーム打率リーグ2位のライオンズ打線に付け入る隙を与えることなく、しっかりと白星を手にしました。

先発投手陣の防御率が2点台に突入し、ブルペン陣も充実。しかも、21勝している最近23試合で先制したのが15試合となれば、先制点を取ることが何よりも大きなアドバンテージとなり得ます。この日も2回2死一、二塁で大野選手が適時打を放って先制に成功。中押し、ダメ押しと効果的な追加点で勝利を手繰り寄せました。なんと言っても難敵・岸投手を引きずり下ろすまでが、ファイターズの強さを物語っています。

攻撃陣全員でプレッシャーをかけ続けました。今季の岸投手は1人あたり4.06球、1イニングあたり16.6球を投じてきました。この日のファイターズ打線は、岸投手と対戦した27人中、5球以上投げさせた打者が13人と約半数に及びました。それが6回120球での交代につながったのは間違いありません。3球以下で決着した9人も、3人が安打で出塁。たとえアウトになったとしても、ダメージを与えてベンチに戻る。早く打ちに行く選手にも狙い球がある。一方で投手陣も決定打が出るまで我慢できる。9イニングをどう戦うか。勢いだけじゃない、試合運びのうまさが、いまのファイターズの強みとなっています。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<6回 球数103 打者20 安打3 三振4 四球3 失点・自責点1>

「きょうはスライダーとチェンジアップの使い分けがうまくできたと思うよ。ただ、中村にタイムリーを打たれたのは悔しいね。守備に助けられた内容だったけど、最低限の仕事はできてよかった。あとは、チームが勝てるようにしっかり応援します」

栗山語録

栗山監督

Q.試合を振り返って
「思ったよりも涼しくて、メンディーにとってもよかったし、よく粘ってくれたね。(ライオンズ・岸投手に対して)調子のいい時ではなかったけど、球のキレもよかった。岸が降りてから勝負だと思っていた。おとといのゲームと同じような展開だったように、チャンスを作って打てないことがある中で、きょうは点が取れた」

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