2017.03.01 WED
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広報レポート<挨拶代わりの一打>

タイムリーを放つ森山選手
7回、三番手のマーティン投手

春季キャンプを打ち上げ、昨年の日本シリーズ(10月27日)以来となる札幌ドームに戻ってきたファイターズ。地元のファンに囲まれながら2017年の初陣を白星で飾りました。5投手の完封リレーで相手打線を零封で抑えると、ルーキー・森山選手が挨拶代わりとなる左翼フェンス直撃の勝ち越しタイムリーを放ちました。

4回2死一塁、二塁の好機。甘く入ってきたスライダーを見逃しませんでした。「打った瞬間入ったかと思いました(笑)」と振り返るように、全員が本塁打かと思いました。フルスイングが魅力の森山選手。スケールの大きさを生かした広角打法を披露しました。

打った直後のダグアウト裏の談話では「初めての札幌ドームで緊張していますけど、このプレッシャーの中しっかりと力を出していきたい」と緊張感を漂わせながら謙虚に話していました。

昨オフに抜けた陽岱鋼(現巨人)選手の穴を埋めるべく熾烈な戦いが予想される外野陣。新人選手が勝ち残る術として結果が大きなファクターとなってくることでしょう。「この1本で満足することなく、1日を無駄にしないように精一杯頑張りたい」と一喜一憂することなく、必死に戦っています。

試合後のロッカールームではミーティングが行われ、白井コーチから「田中賢介の(投ゴロの)ランニングを見たか。投ゴロでも12球団では一塁まで投げられない投手は沢山いる。だからこそ、全力疾走が大切。やるべきことをやろう」。誰でもできることを忠実にこなす。それがファイターズです。今季も最後まで諦めない全力疾走、全力プレーを貫きます。

先発投手コメント

先発の加藤投手

加藤投手
<3回 26球 打者10 安打2 四死球0 三振0 失点・自責点0>

「自分のボールを投げられた。ストレートをしっかり投げられたし、変化球でも打ち取れた。ストライク先行で勝負することがテーマ。野手の守りにも助けられて良かったと思う。しっかりと開幕へ向けての準備をしていきたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.昨年以来、今シーズン初めての札幌ドームでの試合
「結果は別として、若い選手が頑張っていかないといけない。いよいよ、というのを感じていたんじゃないかな」

Q.先発した加藤投手が3回無失点
「加藤はずっとキャンプから、ああいう感じ。もう少し精度を上げていけば、という感じで見ていた」

Q.2番手の高梨投手も3回無失点
「高梨が良くなってきたので、良かった。真っ直ぐが、高梨らしくなってきた」

Q.ルーキー森山選手が決勝2点二塁打で本拠地デビュー
「良かったね。良かった。森山らしさが出ていた。長打力も含めて、魅力だよね。これから落ち着いて野球をやってくれると思う」

Q.今年の札幌ドーム初戦で勝利
「試合前にコーチたちには『今日から勝ちにいきます』と伝えた。チームが勝つために何をやっていくべきか。そこをベースに開幕へ向けて、やっていく」

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