2017.03.14 TUE
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広報レポート<真価が問われる時>

大谷選手

札幌ドームでの復帰戦となった大谷選手はオープン戦1号となる特大本塁打を放ちました。2点リードの6回無死一塁の場面、フルカウントから投じた須田投手の真っすぐを強振。高々と上がった打球は右中間中段席へ飛び込みました。中押しとなる2ランは、試合を支配するだけでなく大谷選手自身の準備段階が順調にきているサインでもありました。

3月6日、チームが福岡へ移動する一方、大谷選手は鎌ケ谷での練習に合流していました。アップ、キャッチボール、走塁、打撃、ウエイトトレーニング等、特別なことはすることなく、野球の基本となる練習を忠実に取り組みました。打撃練習では、遠くに飛ばすスイングは皆無。逆方向に意識を置くスイングのみ。15人のメジャースカウトの視察にも動揺することなく、自分のスイングを続けました。

今シーズンデビュー戦となった3月11日。大谷選手を目当てに鎌ケ谷スタジアムには教育リーグ過去最多となる2417名の観衆が集まりました。バックネット裏にはメジャースカウト陣が集結。その観衆の心を鷲掴みにした大谷選手の本塁打。変化球を捉えた打球は弾丸ライナーで右中間芝生席へ。「札幌ドームだったら入ってないですよ」と謙虚に振り返りながらも、勝負強さを発揮してみせました。

「突発的な動きを確認しながら準備を進めていく」。大谷選手はそう言います。自分のやるべきことを明確にしているからこそ、目の前の結果(本塁打など)に満足をしないのかもしれません。開幕に向けて着実と準備を進めるなか、その意識の裏には高い目標がきっとあるはずです。苦難や逆境を乗り越えた先には成長があるはず。「もっともっと野球がうまくなりたい」と貪欲さを忘れない大谷選手。我々の想像を超える進化を遂げてくれることでしょう。

先発投手コメント

高梨投手

高梨投手
<5回 87球 打者18 安打2 三振5 四球1 失点・自責0>

「良い真っすぐを投げられないと変化球が生きてこないので、そういう意味では真っすぐでファウルも取れましたし、空振りも取れたので、良かったと思います。カーブの精度も良い収穫になりました。(次回に向けて)無駄なフォアボールが失点につながりやすいので、減らしていきたいです。あとは、引き続き真っすぐを磨いていきたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.今日の試合を振り返ると
「高梨の状態が上がってきている。ただ、球数が行ったときにいろいろ感じるものがあったんじゃないか。それでもゼロに抑えた。いろいろ経験して上げていかないと」

Q.大谷選手が復帰して本塁生還や一発もあった
「何も大きくバックしたところがない。それがよかった。体が元気ならそれでいい」

Q.明日以降に向けて
「残り10試合を切ってきた。あっという間に(開幕が)来る。やらきゃいけないことも出てきている。しっかりやります」

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