2017.03.18 SAT
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広報レポート<真っ赤なファンに囲まれながらも「らしさ」を貫く>

まだ記憶に新しい日本一の胴上げ。日本シリーズ最終戦(10月29日)の舞台となったマツダスタジアム。試合前、ホテルから球場に移動する道中では、赤いハッピを着たカープファンの姿を見かければ、球場には熱気溢れたカープファンが長蛇の列をなしていました。日本シリーズを思い出させる雰囲気。オープン戦とは思えぬ2万人以上の観衆が詰めかけ、日本シリーズを再現するかのような緊張感のある一戦となりました。

試合は、初回に先発・エスコバー投手が連打と犠飛で2点を失い、先制点を許しました。それも、打者陣は大谷選手が「最強ピッチャー」と称するカープ・ジョンソン投手相手に5回を僅か1安打(1本塁打)に抑えられました。しかし、点取りゲームを制したのはファイターズ。3回2死から岡選手が四球を選ぶと、大谷選手の同点2ランが飛び出し、4回には先頭・田中賢選手が四球で出塁すると、相手の失策を絡めて無死二、三塁のチャンスを作りました。オープン戦チーム唯一の3割打者・横尾選手が右犠飛、そして清水選手がスクイズを決め、この回無安打で2点を勝ち越しました。

ひるんだ相手の隙を見逃さないファイターズ。ワンスイングで得点するホームランの魅力も野球にはありますが、戦術で相手から点を奪うことができるのも野球の醍醐味です。いくら好投手とは言っても、どの選手にも弱点はあります。安打で出塁できなければ四球を選ぶのも作戦です。いかに効率よく得点を生み出せるか。そういう意味ではファイターズらしい一戦だったように思えます。最後まで諦めない戦いを貫くこと。オープン戦とはいえ、マツダスタジアムでの勝利は大きな意味をもつはずです。

先発投手コメント

エスコバー投手
<5回 60球 打者17 安打2 三振3 四死球0 失点・自責2>

「初回に点を取られたけど、それ以降は落ち着いて自分のボールを投げられたと思うよ。四球を出さずにテンポ良く投げられた。課題はストライク先行で投げることかな。(開幕に向けて)まだ環境に慣れている段階だから、これから状態も上がってくると思う。とにかくケガをしないように調整していくよ」

栗山語録

Q.エスコバー投手は2回から立ち直った
「初回の入りが手探りなところがある。こないだよりは良かった。まだ球の力は強くなると思うけどね」

Q.大谷選手が左方向にホームラン
「体が元気であることが大事だから。一番怖いのは状態がバックすること」

Q.4回まで1安打で4得点
「ウチらしい。試合の流れを作ったのは、3回に中島、西川が間一髪のところでアウトになったけど必死に走っていた。ああいうのから(得点が)生まれる。ウチがやらないといけないこと。それがすべてだと思う」

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