2017.05.28 SUN
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広報レポート<勝負の鉄則>

ヒットを放つ中田選手
プロ初登板の玉井投手

2カード連続で、負け越しました。シーズン序盤とはいえ、決して軽く受け流すことができない現実です。交流戦前に勢いに乗りたいところで、気勢をそがれました。近年、ライバル関係とされる福岡ソフトバンクホークスとの3連戦を会心の逆転勝ちで奪いながら、そこから連敗。ダメージは大きいですが、上を見据えて巻き返していくしかありません。

先手必勝――

振り返ってみれば、この3連戦は勝負事の鉄則が守れていませんでした。立ち上がりはすべての試合でポイントとなり、防御は難しいですが、最少失点でとどめることができずにいました。26日は3点、27日は4点を初回に失い、この試合では3回に2点を先行されました。栗山監督がセオリー、ベースとして貫く、投手を中心とした守りの野球を実践するためにも、大きなビハインドは理想とすべき野球を狂わせます。

試合前、時に指揮官と少しだけ雑談をさせていただく機会があります。開幕前から「何か違うんだよなぁ」と、しっくりこない違和感を明かすことがありました。日本一になった昨シーズンも開幕直後は同様の発言がありましたが、交流戦期間中に一気に上昇気流をつかみました。

セ・リーグ6球団と対戦していくうちに昨シーズンは戦闘スタイルを固め、球団新記録の15連勝を飾りました。大型の白星街道を起点にして、大どんでん返しでのリーグ優勝へとつなげました。希望的観測ですが、その再現を願います。今シーズンは開幕から出遅れましたが、節目は何かが変わる契機になったりします。上位に位置する埼玉西武ライオンズ、福岡ソフトバンクホークスに2カード連続で負け越し迎える再スタート。何かを感じたはずであろう選手たちが、劇的な躍動をすることを期待しています。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<6回1/3 90球 打者26 安打8 三振1 四球2 失点・自責5>

「相手の先発が球界を代表する千賀投手だったので、最少失点で抑えていかないとチャンスは少ないと思っていた。3回に2点を失った後は何とか立て直せたけれど、最後まで粘り切ることができませんでした。次回登板のチャンスは交流戦だと思うので、切り替えてまたやっていきたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.公文投手、玉井投手と昇格してきました
「まず、公文はボールの状態もよかった。玉井もああいうところでよく投げた。先が楽しみ」

Q.交流戦に向けて
「基本的に自分たちの野球をするだけ。起点になるところはあると思う。きっかけを作っていきたい」

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