2017.08.31 THU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
4
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
2
0
0
R
H
4
3
3
9

広報レポート<再スタート>

真ん中に入ったフォークをすくい上げられ、右中間スタンドに運ばれました。3回まで無安打無失点と抑えてきた後でした。先頭打者への四球から同点打を許すと、さらに走者をためての3ラン。球数が制限を越えたこともあり、そこで交代が告げられました。大谷投手の7月12日以来となる今季2度目の先発マウンドは、3回1/3を3安打4失点という内容でした。

降板後第一声は「全然よくなかった」というものです。それでも、空振り三振でスタートし、3回までは2四球のみの無安打に抑えました。最速は160キロで“出力”そのものに問題はなし。ストレートでも変化球でも三振を奪いました。50球を越えてから、という課題は場数を踏めばクリアできるものです。「進歩はしている」。ストライクゾーンに投げられなかった前回と比較しても、その短い言葉の中に手応えを感じたことは間違いなさそうです。

昨年のリーグMVPが“二刀流”として本格的な再スタートを切った一日。一方でファームで鍛え直してきたルーキーが、一軍で光を放ちました。2試合連続で「9番・遊撃」でスタメン出場した石井一選手。送りバントに2試合連続マルチ安打と、得点に絡んでいます。故障離脱した中島卓選手が不在の間に経験値をアップさせる絶好のチャンス。シーズンは残り29試合。だれにとっても無駄にできる試合はひとつもありません。

先発投手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<3回1/3 64球 打者15 安打3〈本塁打1〉 三振4 四球3 失点・自責4>

「全然、良くなかったです、最後(福田選手の本塁打)も、真ん中でしたし。まだまだですけれど、ただ(前回登板より)進歩はしていると思います」

栗山語録

栗山監督

Q.大谷投手が久々の登板
「まあまあ、こういう結果なので何とも。ただ前に進んでいる部分もあった。見ての通り、投げる形、体というのは前に進んでいる感じはあった」

Q.3番手の村田投手が好投
「良かった。素晴らしかった。何か、つかんだ感じがある」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート