2017.09.01 FRI
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広報レポート<自分の特徴は何か>

猛打賞の大田選手
三番手で登板した玉井投手

1点を追う8回に出番がやってきました。3番手としてマウンドに上がったのは、ルーキーの玉井投手でした。先頭打者には初球を打たせてニゴロ。次打者には内角攻めで死球を与えたものの、直後に遊ゴロで併殺を取り無安打無失点で1イニングを締めました。その内容を吉井コーチは高く評価しました。「動くボールを低めに投げられる。いいリリーバーになれそうやな」。フライを打たせてアウトを取るタイプが多い中継ぎ陣にあって、典型的なゴロアウトピッチャーは貴重な存在です。自分の特徴が何か。それを自覚できるかどうかが、プロの世界で生き残るカギとなります。ルーキーながら、玉井投手は大きなアドバンテージをすでに手に入れているといっていいでしょう。

打撃陣では、大田選手が8月13日以来の猛打賞を記録しました。その特徴は長打力だけではありません。2安打して迎えた7回1死満塁の場面では、詰まりながらも中前に運んで一時は勝ち越しとなる適時打を放ちました。必死に食らいついていくところも、また特徴です。ここのところ結果を出せずにいましたが、この3安打で再び上昇気流に乗れるのではないでしょうか。

真剣勝負の中で光を見出そうと、それぞれがプレーしています。どんな方向性で勝負するのか。それがチームに何をもたらすのか。若手の一軍昇格が増えることも予想される残り1ヶ月の戦い。未来のファイターズを作り上げていくことも、大きな目的となってきます。

先発投手コメント

先発の高梨投手

高梨投手
<6回 108球 打者28 安打5〈本塁打1〉 三振7 四球5 失点・自責点2>

「フォアボール連発では自分自身が乗っていけないし、攻撃のリズムにも影響も出てしまう。良くないところが出てしまいました。6回のようなピッチングができないといけないと改めて思いました。そういう中でも援護をもらえたし、しっかりと守ってもらえたので、野手の方々に感謝しかありません」

栗山語録

Q.高梨投手は5四球を出しながらも2失点
「あのスタートでよく粘ったと思う。勝たせてあげたかった。でも、反省材料もたくさんある」

Q.大田選手が久しぶりの猛打賞
「タイシらしさが戻ってきた。必死に食らいつく姿。ああいうところでヒットになりやすくなる」

Q.最後は惜しかった
「(石井一選手は)初球からいけるようになっているから。投げて打って、シンプルに野球をやれている」

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