2017.09.28 THU
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広報レポート<未来へと向かう劇勝>

猛打賞の西川選手
同点適時打を放つ横尾選手

痛快に決めました。2-2の同点の9回です。1死三塁から、西川選手が劇的なエンディングへと導きました。東北楽天ゴールデンイーグルスの守護神、松井裕投手を捉えます。前進守備の二塁手のグラブをはじくサヨナラ打。難攻不落のサウスポーは今季2敗目。いずれもファイターズが、もぎ取っています。4月29日に同じ札幌ドームで田中賢選手がサヨナラ打を放ちました。その時も2-2の同じ展開から。まるでVTRのようでした。

大目標へと迫りました。西川選手はこの日3安打の固め打ち。打率を2割9分8厘としました。残り7試合で、完全に視野に入りました。クールにプレーをしているように見えますが、野球へ取り組む姿勢は熱く、傑出しています。球場入りはチームの中でも、トップクラスの早さです。ウエートトレーニングやストレッチなど、入念な準備に豊富な時間を費やします。その意識の高さが、安定したパフォーマンスの源なのだと思います。

ハードな日々でも不変です。この日は、大阪から北海道へと空路で移動してからのナイターでした。西川選手は、単独で移動。チームよりも2時間ほど早く札幌ドームへ到着し、いつものように黙々と戦いへと備えていました。この日に限ったことではなく、常に同じスタイルを貫いています。意志の強さが、レベルアップを遂げた今シーズンの躍進へとつながっていると確信しています。

手術で離脱していた近藤選手も戻ってきました。米大リーグのパドレスでこの2年間、研鑽を積んでいた中嶋聡GM特別補佐も、今カードから1軍へと合流しました。来シーズンへと向かって、新しい風が吹き始めています。横尾選手、清水選手らの成長と活躍が、終盤にきて際立っています。主力に定着した西川選手が舵を取り、リスタートへの強烈な流れをつくってくれるはずです。

先発投手コメント

先発の加藤投手

加藤投手
<7回 126球 打者32 安打9 三振5 四球3 失点・自責2>

「何とか勝っている展開で交代したかったんですが。2点目を失った4回に先頭打者に四球を許したのが、いけないです。7回まで投げられたことは良かったですが、勝っていないので何とも言えません」

栗山語録

栗山監督

Q.サヨナラ劇は清水選手の一打から始まった
「代打も用意していたけど、清水の姿がよかったし、ああいうピッチャーから打って自信になったと思う」

Q.大田選手が2試合連続弾
「らしさが出たね。横尾の存在も大きいのかな。どういう特徴で貢献してくれるんですか、といつも言っているけど、応えてくれた」

Q.加藤投手は粘りのピッチング
「頑張ったね。どうしても点を取ってあげられないのがね。申し訳ない」

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