2017/11/26 (日)
チーム

武田久投手が退団セレモニーで日本通運での現役続行を宣言

今シーズン限りでの退団が決まっていた北海道日本ハムファイターズ武田久投手が11月26日(日)の《ファンフェスティバル2017》で、熱烈な声援で後押しを受けたファンの皆様に感謝の思いを伝えました。フィナーレで行われたセレモニーにサプライズ登場し、満員の場内は一気に沸き上がりました。入団から15年間で刻んだ軌跡を振り返る映像が大型ビジョンに流れると、静寂に包まれました。通算534試合登板、167セーブ、107ホールドの輝かしい功績を振り返ると、涙ぐむファンの姿もありました。「いつもマウンドに上がると不安で、怖くて、弱かった自分と戦ってきました。いつもファンの皆さんに支えられました」と胸の内を明かしました。

セレモニーでは勝利の方程式を形成した建山義紀氏、宮西尚生投手、また野手を代表して中島卓也内野手、そして最後はプロ生活の一番の原動力となった子供たちから花束を贈られました。来シーズンからは古巣である社会人野球の名門、日本通運で選手兼任コーチとして再出発することも表明しました。「やめる理由がなかった。自分からユニホームを脱ぐ選択肢はなかった」と万感の思いに浸りながらも、これからも一野球人を貫くことを誓っていました。

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