2018/07/21 (土)
アカデミー

「稲葉SCOフィールドクラブin札幌ドーム」を開催

北海道日本ハムファイターズは7月21日(土)の福岡ソフトバンクホークス戦終了後、札幌ドームで稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)をメインコーチとする中学生対象の野球教室「稲葉SCOフィールドクラブin札幌ドーム」を開催しました。北海道内各地から硬式野球団体に所属する選手30人と軟式野球を含む指導者9人が参加。プロが試合を行った余韻の残るグラウンド上で約1時間半、熱のこもった指導が展開されました。

あえて少ない参加人数に絞り、稲葉SCOが一人ひとりを呼び止め、声をかけながらアドバイスを送っていったのが今回の指導の特徴。ベースボールアカデミーのコーチ陣もサポートに加わり、対話を重視して個々の選手に見られる癖や苦手な部分に対して適切な言葉をかけていきました。「エラーして失った点は返せない。キャッチボールから大切に」「踏み出した方の膝を目がけてしっかり上から腕を振って投げよう」。侍ジャパン監督でもある稲葉SCOの助言に選手は真剣に耳を傾け、必死にプレーに反映させようという姿が印象的でした。

選手たちの打撃練習が終わると、稲葉SCO自ら打席に立ち2本の柵越えを披露。「体の近くでボールを捕らえてフォロースルーを取る。打った後はふらつかない」と現役を彷彿とさせる豪快なスイングにアドバイスを交えながら、鋭い当たりを連発していました。今後は女子選手対象の回も検討中で、初開催を終えて「向上心を持ち努力し続け、ファイターズの一員になってくれる日を楽しみにしています」と参加選手のさらなる飛躍に期待を寄せていました。

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