2018/09/30(日)チーム

石井裕也投手が引退セレモニー

北海道日本ハムファイターズでは本日9月30日(日)、今シーズン限りでの現役引退を表明した石井裕也投手の引退セレモニーを埼玉西武ライオンズ22回戦(札幌ドーム)の試合後に行いました。埼玉西武の優勝がかかった一戦で石井裕投手は引退選手・特例登録でベンチ入り。ファンの大きな声援を浴びてマウンドに上がったのは、7回2死2塁のピンチ。バッターは横浜商工高校(現横浜創学館高校)の後輩でもある秋山翔吾選手でした。140キロのストレートなどで追い込むと、最後も141キロのストレートでレフトフライに打ち取って得点を与えず、現役最後の登板を飾りました。札幌ドームが大歓声に包まれる中、石井裕投手は三菱重工横浜硬式野球クラブ時代のチームメートで、この日の女房役も務めた鶴岡慎也選手とがっちり抱擁。中田翔選手らも駆け寄って握手するなど、ベンチ総出で迎えられ、マウンドに別れを告げました。
試合後のセレモニーでは中島卓也選手会長、ブルペンでともに戦ってきた宮西尚生投手、鶴岡選手から花束が贈られ、サプライズで長男、長女が花束を持って駆け寄ると、石井裕投手は感極まっていました。ファンに向けての挨拶では、野球への情熱を伝えたほか、監督、チームメート、家族への感謝の気持ちをしっかりと思いを込めて語り、大きな拍手に包まれました。挨拶を終えると、チーム全員がマウンドに集まって石井裕投手を胴上げし、最後はグラウンドを一周して、ファンに感謝の思いを伝えました。温かい拍手と歓声がふり注ぐなど、チームメートとファンに愛された石井裕投手らしいセレモニーとなり、14年のプロ野球人生を締めくくりました。

引退セレモニーフォトギャラリー

引退セレモニー挨拶全文

まず始めに、このような素晴らしいセレモニーを用意してくれた、ファイターズ関係者の皆様、そして最後まで残ってくださいましたファンの皆様、本当にありがとうございます。
小学校2年生から野球を始め、その頃からずっと夢だったプロ野球の世界に、14年間もいられたのは、たくさんの方々の応援や支えがあったからだと思っています。
ドラゴンズに3年、ベイスターズに2年、そしてこのファイターズに移籍してからの9年間は、僕にとって、かけがえのない時間でした。
ファイターズファンの皆様は、本当に温かくて、いつも僕に力をくれていました。
僕のプロ野球人生の中でも、特に印象的だった2012年の日本シリーズ第6戦。決定打を打たれて、敗戦投手になってしまった僕を、ファイターズファンの皆様はそれでもたくさんの声援、大きな拍手で迎えてくださり、心が折れそうになった僕を救ってくれました。
そんな皆様の気持ちに応えたいと思い、プレーを続けてきましたが、なかなか思い通りにできないことが多くなり、悔しさも残りますが、今季をもって引退するという決断をしました。
プロ野球選手ではなくなりますが、大好きな野球は、ずっと続けていきたいと思いますし、いろいろな形で野球の楽しさを伝えられたらなあと思っています。
最後になりますが、今日のために横浜から来てくれた親友と家族、特に母には感謝の気持ちでいっぱいです。難聴というハンディを持って生まれてきた僕をまわりの子と同じように育ててくれて、たくさんの愛情を注いでくれて、一番のファンでいてくれたお母さん、ありがとう。
そして調子が良いときも悪いときも変わらず明るく接してくれた妻と子どもたち、ありがとう。そして僕を信頼して使ってくれた栗山監督、いろいろなことを教えてくれたコーチの方、チームメート、裏方さん、トレーナー、そしてサポートしてくれた球団関係者の皆様。この場を借りてお礼申し上げます。
14年間、ずっと幸せでした。
本当にありがとうございました。

チーム一覧へもどる ニュース一覧へもどる