2019/10/09 (水)
コミュニティ

北広島市緑ヶ丘小学校でアカデミーコーチによる授業を実施

北海道日本ハムファイターズの立石尚行、杉山俊介ベースボールアカデミーコーチが9月25日(水)、北広島市と結ぶパートナー協定に基づく連携事業の一環として、緑ヶ丘小学校で小学5,6年生75名を対象にキャリア学習と体育授業を行いました。

集合写真

キャリア学習では立石コーチが「夢の継続」をテーマに、野球人生で得た力やそれを社会人としてどう生かすかなど、自らの経験を交えて話しました。入団時は自分の活躍ばかり考えていたという立石コーチは「ヒルマン監督時代にチームの勝利に貢献できる選手になろうとした。その考えは会社に入っても通じるところ」とチームや組織のために貢献する重要性を伝えました。また、人生を変えた言葉に「難の無い人生は無難、難の有る人生は有難い」と紹介し「難しいこと、大変なこと、苦手なことこそ、自分が成長するための一歩で意味がある。そういった『難』に挑戦していってほしい」と呼びかけました。

体育授業では、ティーボールを使ったベースボール型授業が行われ、投打の基本を習得しました。ボールの扱いに慣れることを目的にボールコーディネーションを行い、捕球のポイントである〈胸の正面でボールを捕る〉〈肘・膝を曲げる〉ことを意識しました。バッティング練習では苦戦していましたが、体の軸を意識するようアドバイスが送られると、徐々にボールを捉え始めました。「野球はやったことなかったけど、最後は楽しいと思えた」と笑顔で話し、短時間の中でもコツをつかんだ様子でした。最後は立石コーチと杉山コーチがキャッチボールを披露。元プロ野球選手が目の前で投じるスピードボールに歓声が上がり、「札幌ドームで見るより速く見える!」と大興奮の様子でした。

体育授業の様子1

体育授業の様子2

体育授業の様子3

体育授業の様子4

授業後に実施されたアンケートでは「キャリア学習でコーチの話はわかりやすかったか」という設問に対し、参加者全員から「そう思う」との回答をいただき、「計画・実行・評価・改善の4つの話がすごく心に残った/自分の習っているテニスでもやっていきたい」といったコメントが複数見られました。また授業を受ける前よりもうまく打ったり遠くに投げられるようになったと思うか」という設問に対しては、85%以上の生徒から「そう思う」との回答をいただきました。
北広島市では今年度、他の3校でも体育授業やキャリア学習授業を実施する予定です。
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