北海道日本ハムファイターズは、2021年シーズンより地域に多大なる影響を与えた個人を札幌ドームのファンの前でご紹介、表彰するプログラム「私たちのヒーロー」をスタートしました。10月3日(日)、10月17日(日)の2試合で2組3名様を札幌ドームで表彰いたしましたので、ご紹介いたします。このプログラムは来シーズンも継続して定期的に実施してまいります。ファンの皆様の身近にいらっしゃる‘ヒーロー’をオフシーズンの間もご推薦してください。
工藤慶一さん、工藤朱美さん
工藤慶一さん、工藤朱美さんご夫妻は1990年、戦争や家庭の事情・病気などを理由に十分に小・中学校で学べなかった方々のため、学びの場である札幌遠友塾(えんゆうじゅく)自主夜間中学を設立。以後30年以上に渡り、学びを求める人たちとともに歩んで来られました。
慶一さんは、2007年に「北海道に夜間中学をつくる会」を設立、共同代表としても活動を続け、その成果が来年4月、札幌市立夜間中学校の開校として実を結びました。
平井明光さん
幕別町にお住まいの平井明光さんは、個人ボランティアで自宅から付近の小学校までの道のり約3.5キロのごみ拾いを30年以上続けてきました。町内会の交通安全啓蒙活動にも積極的に参加されています。
「きれいだと言われるとやりがいがある」と公園のトイレ掃除も行うほか、冬場は子どもたちが転んでけがをすることのないよう、毎朝暗いうちから通学路に滑り止めの砂を75歳になる今でもまき続けています。
表彰された3名の方には記念のトロフィーと、メディアパートナーSTV、STVラジオからSTVグッズ一式がプレゼントされました。来シーズンの表彰者推薦を現在も募集中です。皆様の周りにいる身近なヒーローをぜひご推薦してください。
札幌テレビ放送株式会社
株式会社STVラジオ