北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督が1月17日(日)、「FISジャンプワールドカップレディース2016札幌大会」が開催された札幌・宮の森ジャンプ競技場を訪れ、札幌テレビ放送（STV）制作のテレビ中継にゲスト出演しました。競技はＷ杯個人総合首位に立つ日本の高梨沙羅選手が、2位に13.4ポイントをつけて札幌開催6連勝と不敗記録を伸ばし、栗山監督は「強いと言われる人が勝ち続ける真の強さを目の当たりにしました」と感動の面持ちを浮かべていました。

高梨選手と対面したのは2014年1月のW杯札幌大会ゼッケン授与式以来で、実際に大会で見るのは初めて。1本目は他の選手よりゲートを2段下げて飛びながら、圧巻の強さを発揮する女王の姿に「誰も寄せつけないオーラというか、貫禄というか、（以前よりも）大きくなった印象を受けました」とにじみ出る風格を感じ取った様子。「無駄のない安定したフォームは美しく、スローモーションのように見えた。野球も理論的に同じなので、チームに持ち帰って必ず生かします」と、約2週間後に迫る春季キャンプに向けて新たな気付き、学びを得る絶好の機会となりました。