2016/06/07 (火)
チーム

大谷、レアード選手がスタルヒン氏の母校を訪問

北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手とブランドン・レアード選手が6月7日(火)、旭川スタルヒン球場で開催される広島東洋カープ戦を前に旭川市立日章小学校を訪問しました。この日の一戦が旭川市で育ち歴代6位の通算303勝を挙げた大投手、故ヴィクトル・スタルヒン氏の生誕100周年記念試合になることから、試合前に幼少期の同氏が通った小学校を訪れたものです。全校児童70人と交流のひと時を過ごし、北海道の偉大な先人の足跡をたどりました。

来日2年目で初めての学校訪問になったレアード選手は「私の出身のアメリカでも人の名前がスタジアムにつくことはありますが、優れた成績とともに素晴らしい人間性を持ち合わせていなければ実現しません」と自国の例を紹介。学校側も書記局が研究発表し、「8条スタルヒン通り近くで両親が焼いたパンを売っていた」「運動会で10メートル後ろから走っても1位だった」といった逸話や、身長が大谷投手並みの191センチあったことなどを報告しました。

両選手と児童代表によるキャッチボールや質問コーナーのあと、スタルヒン氏の長女ナターシャさんも参加してパズルの要領で往年の投球フォームをパネルに仕上げました。明治26年に旭川市内最初の公立学校として創立し、投打の二刀流で名をはせた同氏の母校でその由緒に触れた大谷投手。最後に全校児童に向けて「まだ僕も皆さんと同じように夢の途中にいます。スタルヒンさんという先輩を目標に、一緒に夢を追いかけていきましょう」と呼びかけて交流会を締めくくりました。

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