北海道大学観光学高等研究センターとの産学連携協定締結について

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2016/07/08 (金)

コミュニティ

北海道大学観光学高等研究センターとの産学連携協定締結について

株式会社北海道日本ハムファイターズは、国立大学法人北海道大学観光学高等研究センターと産学連携に基づく協定を締結することとなり、記者発表を行いました。本協定は「北海道における観光創造」をテーマに共同研究などを推進し、当社の事業活動や同センターの研究活動等を通じて北海道の地域活性化に貢献することを目的としています。北海道大学とはこれまで、北海道大学病院スポーツ医学診療センター市民公開講座や北海道大学病院院内学級へ訪問するなど様々な交流を続けてまいりました。大学などの研究・教育機関との連携協定は株式会社北海道日本ハムファイターズにとっては初めての試みとなり、新たな取り組みによって事業を推進し、北海道の地域活性化に貢献してまいります。
また、今回の産学連携協定の締結を記念して、北海道大学在学生を対象とした、北海道日本ハムファイターズ観戦ご招待企画を実施することになりました。

国立大学法人北海道大学観光学高等研究センター・西山徳明センター長コメント: 「11連勝中のこれ以上ないタイミングで協定を結ばせていただき、ありがたい気持ちでいっぱいです。私どもは北海道の様々な地域、あるいは北海道全体の観光の発展を目指しているセンターです。特に本協定を通じて大きく二つ、研究していきたいと考えています。一つが球団は『179市町村応援大使』というすばらしい活動をされていますので、これを様々な地域がファイターズの力を借りて街づくりに展開する。そこで一緒に北海道全体を盛り上げていけないか、がまず一点。そしてもう一つが台湾インバウンド、広く海外からの観光客に対し、北海道という大きな島にファイターズが降り立って12年、相乗効果で作り出す魅力をインバウンドにダイレクトに売り出すにはどのようなことがあるのか、可能な限り一緒に考えていきたいと思っています」

株式会社北海道日本ハムファイターズ・竹田憲宗代表取締役社長コメント: 「私どもは企業理念にSports Communityを掲げ、球場において感動や興奮を提供するのはもちろんのこと、地域社会と共存共生しながらより良い社会を形成していくことをミッションに掲げ、日々様々な挑戦を続けています。これまで179市町村応援大使プロジェクト、道内各地の後援会の設立など、まちづくりや地域を元気に健康にするお手伝いをすべく活動しています。近年は台湾からの観光客が試合観戦をツアーに組み入れる動きも顕著になってきました。そこに加わるアカデミックな検証から、今後の展望を探ってまいりたいと考えます。2018年には北海道と命名されて150年を迎えます。同時にファイターズが道民球団になって15周年ともなります。先人が築いてきた足跡を将来につなげられるよう、また538万北海道民からファイターズがあることが誇りだと思っていただけるよう地道に取り組んでまいりたいと思います」

栗山監督コメント: 「ファイターズと北海道大学さんとは、毎日のようにチームドクターを派遣していただいたり、院内学級訪問、オフにはトレーナーによる市民講座開設などこれまでも深い関わりをさせていただいてきました。何度か構内に足を運ばせていただき、今ある北海道を開いてきた原点が北大にあると感じてきて、そういうところと一緒になって物事を考えていけるのはとても幸せなことだと思います。それぞれの分野にとどまらず、一つになって世界一を目指すことはとても重要だと感じています。大学の知恵と勇気をお借りしてがんばりたいですし、何か力になれることがあればぜひお手伝いさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします」