2016/08/01 (月)
チーム

栗山監督がアオダモ資源育成の会「バットの森づくり」植樹活動に参加

木製バットの原材料として使用される木材、『アオダモ』の植樹イベントが8月1日(月)、北海道栗山町の「栗の樹ファーム」で行われ、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督が参加しました。NPO法人「アオダモ資源育成の会」が主催したもので、地元少年野球チームの栗山ロッキーズと継立ロビンス、栗山ロータリークラブから約80名が参加してアオダモの苗木100本を植えました。

バット用材として最良とされるアオダモは、主に北海道の自然林に分布していますが、かつては伐採が計画的に行われていなかったため、将来的に資源が枯渇する恐れがあります。そこで、アオダモの安定供給を目的とした「アオダモ資源育成の会」が2000年に発足。ファイターズはアマチュア各団体などとともに同会の北海道評議会を構成しており、毎年定期的に植林することでバット素材の安定確保を目指して活動を展開しています。

栗の樹ファームでの植樹活動は今回で3年目。過去に植えた苗はエゾシカなど野生動物の食害にあったり枯れてしまったりで、半分近くがうまく生育せず改めて根気のいる作業だということが分かりました。関東遠征出発前にひと汗かいた栗山監督は「選手を育てるのと一緒で、北海道の次の世代に何かを残していくことは大変だけれど意味がある。今日は自然や子供たちと触れ合えて元気をもらいました」と笑顔で話していました。

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