本日8月21日(日)札幌ドームにおきまして〈FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-15〉の決勝戦が行われ、リトルシニアの「余市リトルシニア」が参加したリトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグからの参加全50チームの頂点に立ちました。
余市リトルシニアは初回、四球、野選、内野安打でいきなり満塁のチャンスを作ると二者連続の押し出し四球で2点を先制します。2回は札幌羊ヶ丘リトルシニアの守備の乱れから追加点、4回は臼井彗選手、工藤選手のタイムリーで3点を奪い序盤から試合を優勢に進めます。一方、余市リトルシニア先発の鈴木一選手は120km/h台後半のストレートとキレのよいスライダーを中心に5回までスコアボードに「0」を並べる力投。6回を投げ被安打3、打っては3安打の活躍で最優秀選手賞を獲得しました。余市リトルシニアは序盤のリードを守りきり試合は9-3で勝利、初代王者に輝きました。また、札幌羊ヶ丘リトルからは9点ビハインドの6回に中越え3点適時三塁打で、意地のタイムリーを放った蔵谷選手が優秀選手賞に選ばれました。
決勝戦結果
「余市リトルシニア」 9対3 「札幌羊ヶ丘リトルシニア」
優勝
余市リトルシニア
準優勝
札幌羊ヶ丘リトルシニア
2時間に及ぶ熱戦を戦いぬいた選手はグラウンドへ整列。優勝した余市リトルシニアには真紅の優勝旗とメダルが、準優勝の札幌羊ヶ丘リトルシニアには準優勝カップとメダルが手渡されました。表彰式に参加した北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)からは「両チームのみなさんお疲れさまです。ナイスゲームでした。熱い試合、本当に感動しました。今日は北海高校が甲子園で準優勝、ファイターズもホークスに勝利して北海道の野球が熱いです。君たちも甲子園、プロを目指して、そしてファイターズのユニフォームを着て再び札幌ドームでプレーして欲しいです。これからの野球界は君たちにかかっています」と熱く激励。北海道の短い夏に行われた激闘の幕が閉じました。
「余市リトルシニア」vs.「札幌羊ヶ丘リトルシニア」
表彰式・記念撮影