2016/10/02 (日)
イベント

稲葉SCO企画「北海道スポーツコンベンション」でスポーツの魅力を体感

北海道日本ハムファイターズは10月2日(日)、札幌市の北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)が発起人を務める「北海道スポーツコンベンション」を初めて開催しました。陸上、ノルディックスキージャンプ、カーリング、サッカー、バスケット、野球の6競技から現役アスリートを含む講師陣が一堂に会し、小学生360人を対象に体験教室を開いてスポーツの楽しさを体感していただきました。

複数のプロスポーツチームが本拠地を置き、冬季種目も活発に行われている地域は世界でも北米とヨーロッパ、そしてここ北海道と言われています。年間を通じて様々なスポーツに触れ合える地域の特性を生かし、課題とされる子供の体力向上を図りたいと、稲葉SCOが旗振り役となり1998年長野五輪金メダルの原田雅彦氏(雪印メグミルク)らに呼びかけて実現したものです。陸上は8月のリオデジャネイロ五輪短距離代表の福島千里選手(北海道ハイテクAC)が「最初の5歩は床を見るようにして、視線の先にひざを持ってくるイメージ」と速く走るコツを伝授。ジャンプは2014年のソチ五輪でラージヒル団体銅メダルを獲得した清水礼留飛選手(雪印メグミルク)が体を支えて空中フォームを教えていき、カーリングも五輪出場経験のある松沢美香氏と石崎琴美氏が体育館でできる「フロアカーリング」を使ってルールを分かりやすく説明していました。

各プロチームはアカデミー講師陣がミニゲームなどを交えて未経験の子供にも興味を引く指導法を実践。栄養学講座では、ファイターズ管理栄養士の柄澤紀氏が大谷翔平投手らの食事メニューを写真で紹介しながら観覧する保護者にも向けて朝食をバランスよく食べる大切さを伝えていました。

午前の部の後に「オリンピアントークショー」が開催され、参加した原田氏は「自分も野球選手になりたかった。子供のうちは色々な競技にチャレンジして可能性を広げてください」と話し、福島選手も「楽しいから夢中になって続けられる。まずは楽しむことが大事」とメッセージを送っていました。初めての開催を終えて稲葉SCOは「見ていて皆さんのキラキラした笑顔が印象的でした。興味を広げることはできたと思いますので、これをどう次につなげていくか考えていけたら」と今後の展望を語っていました。

講師

陸上
■福島千里氏(北海道ハイテクAC)

北京、ロンドン、リオデジャネイロ五輪出場

スキージャンプ
■原田雅彦氏(雪印メグミルク)

アルベールビル大会から5大会連続で五輪出場
長野五輪ラージヒル団体金などメダル3個

■清水礼留飛氏(雪印メグミルク)

ソチ五輪ラージヒル団体銅メダル

カーリング
■松沢美香氏(札幌協会)

ソルトレイクシティ五輪出場

■石崎琴美氏(札幌協会)

ソルトレイクシティ、バンクーバー五輪出場

サッカー
■北海道コンサドーレ札幌アカデミー講師

清原辰也コーチ、西村栄祐コーチ

バスケットボール
■レバンガ北海道アカデミー講師

安宅寛法コーチ

野球
■北海道日本ハムファイターズアカデミー講師

高口隆行コーチ、村田和哉コーチ

栄養学
■柄澤紀氏(日本ハム株式会社中央研究所)

北海道日本ハムファイターズ管理栄養士

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