2016/10/05 (水)
チーム

宮西投手、中田選手、レアード選手が個人タイトルを獲得

パシフィック・リーグは10月5日(水)の千葉ロッテマリーンズ-東北楽天ゴールデンイーグルス25回戦(QVCマリン)を持って全日程が終了し、北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手が最優秀中継ぎ投手賞、中田翔選手が最多打点打者賞、ブランドン・レアード選手が最多本塁打者賞のタイトルを獲得しました。

投手部門

最優秀中継ぎ投手賞

宮西尚生投手 42ホールドポイント

昨年10月に左ひじのクリーニングおよび神経移行術を受け、同12月には右手第5中手骨を骨折してリハビリ中心のキャンプを送り、出場選手登録は4月8日(金)。初ホールドをマークするまで時間を要したが(開幕から数えてチーム23試合目)、徐々に本来の切れを取り戻すと4月12日(火)のバファローズ戦から7月13日(水)の同戦まで登板29試合連続無失点でホールドを重ねた。この間、5月14日(土)のライオンズ戦(札幌ドーム)で史上2人目の通算200ホールドを記録。シーズン終盤まで勢いは衰えず、登板した58試合で自責点がついたのはわずか5試合と抜群の安定感で強力ブルペン陣の柱となった。また、新人以来9年連続50試合登板は史上4人目の偉業。

コメント
「この9年間、『勝ちゲームでミスをしない』という意味で、優勝してタイトルを獲ることを目標にしてきたので、両方を達成することができて本当にうれしく思います。首脳陣、チームメイトの支え、そして応援していただいているファンの皆さんに感謝したいです」

野手部門

最多打点打者賞

中田翔選手 110打点2年ぶり2回目

3・4月、5月とコンスタントに月間20打点以上を挙げ、ライオンズのメヒア選手を追走。6月は打率.176と苦しみながらも14打点をマークし、8月6日(土)ホークス戦で決勝タイムリーを放って打点トップに立った。翌8月7日(日)の同戦で今シーズン2度目となる1試合5打点の荒稼ぎ。上位打線が作ったチャンスを得点に結びつける「4番の働き」でチームの快進撃を支えた。カード別ではイーグルス戦の30打点が最多、次いでホークス戦で22打点を稼ぎ、優勝を争ったライバル相手に勝負強さを発揮。2度目の打点王獲得は1970、72年の大杉勝男以来、球団2人目。

コメント
「チームの優勝に自分のタイトルを絡めることができ、幸せに思います。決して一人では達成できないことなので、支えてくださった監督、コーチ、チームメイト、スタッフの皆さんに感謝したいです。引き続き、日本一を目指して頑張りたいと思います」
最多本塁打者賞

ブランドン・レアード選手 39本塁打

来日2年目の今シーズンは、月間MVPを獲得した5月にリーグ最多の月間12本塁打を放って量産モードに。ライオンズのメヒア選手とデッドヒートを繰り広げたが、9月3日(土)バファローズ戦(ほっともっと)で自身初の1試合3本塁打7打点と爆発し、その後は最後までトップを明け渡さなかった。すべての本塁打を6番以下の打順で放った本塁打王は、1リーグ時代を通じてプロ野球史上初めて。2本のサヨナラアーチ、優勝決定試合での一発と印象深い活躍が光った。

コメント
「最高の気分です。まずは監督、コーチ、球団関係者、選手、ファンの皆様、そして自分の家族に感謝したいです。今シーズンは毎試合、精一杯頑張ってチームの勝利に貢献したいという気持ちで挑んでいました。その結果リーグ優勝にホームラン王と、実に理想的なシーズンになりました。残すは日本一奪還。そのためにもクライマックスシリーズと日本シリーズでもホームランを量産していきたいと思います」
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