2024年12月26日(木)~29日(日)までベルーナドーム、明治神宮野球場で開催された〈NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2024 ~第20回記念大会~〉に、北海道日本ハムファイターズJr.の16名が出場。20回の節目となった今大会は、プロ野球12球団に加えて、招待4球団を含んだ16球団でジュニアチームのNo.1を目指して熱戦が繰り広げられました。
北海道日本ハムファイターズJr.は、参加16チームで争われるTQB方式で1位の成績を残し7年ぶりに準決勝へ進出。10年ぶりの決勝戦まで勝ち上がりましたが、福岡ソフトバンクホークスJr.に1-5で敗戦し、準優勝となりました。

12月26日(木) vs.横浜DeNAベイスターズJr.
ベルーナドーム ◇開始 11:22(1時間35分)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハムファイターズジュニア | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 横浜DeNAベイスターズジュニア | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
:バッテリー
[F]前口、宮本、小瀬 - 佐々木
[DB] 一寸木、安達 - 佐々野
:本塁打
[F]佐々木 1号(5回ソロ)
大会1日目の26日(木)、ベルーナドームで横浜DeNAベイスターズJr.との初戦。
試合が動いたのは3回、先制点はファイターズJr.でした。この日、1番DHで出場した丸山雄大くん(恵庭柏ホエールズ)が四球を選ぶと、代走に前田正汰郎くん(上江別ブルードリームズ)が初球から盗塁を記録し、井上大和くん(中の島ファイターズ)が右中間を破るタイムリーヒットで均衡を破ります。
その後すぐさま同点に追いつかれましたが5回、佐々木然くん(青葉シャークス)が左中間に試合を決定づけるホームラン。
投げては、先発の前口栄飛くん(西岡スターズ)が5回途中を1失点でまとめ、その後、宮本乃々夏さん(北発寒ファイヤーズ)、小瀬朔くん(NEXUSベースボールクラブ)の投手リレーでベイスターズJr.打線を抑え、2-1で勝利しました。









12月27日(金) vs.埼玉西武ライオンズJr.
ベルーナドーム ◇開始 13:40 (2時間1分)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハムファイターズジュニア | 4 | 2 | 1 | 1 | 0 | 8 | 16 | 埼玉西武ライオンズジュニア | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
:バッテリー
[F]丸山、山田、坂本 - 佐々木
[L] 弓野、園部、新井、児玉、豊田 - 中郷、山口
翌27日(金)、埼玉西武ライオンズJr.と対戦。
初回からファイターズJr.打線が4点を先制し、試合を有利に運びます。
この日は下位打線にスタメンを並べた選手やベンチスタートの選手が活躍しました。
6番・北川遼くん(岩見沢学童野球クラブ)が3安打の猛打賞、7番・坂本琥太くん(東16丁目フリッパーズ)、8番・尾西浩虎くん(釧路ゴールデンモンキーズBBC)、9番・西田成柳くん(苫小牧飛翔スワローズ)の3選手で二塁打が5本の大活躍。
6回の攻撃、先頭打者で代打起用の村田艶羽さん(藻岩下BBJ)のヒットをきっかけに、打者一巡の猛攻で一挙8得点。
終わってみると19安打16得点、二塁打10本の記録を叩き出しました。丸山雄大くん、山田蒼汰くん(蘭越野球少年団)、坂本琥太くんの投手リレーで相手打線を2失点に抑え、勝利。
参加16球団の中で最も良い成績を収め、TQB1位で7年ぶりの準決勝進出を果たしました。










12月28日(土) 準決勝戦 vs.四国アイランドリーグplus選抜Jr.
神宮 ◇開始 13:15 (1時間33分)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハムファイターズジュニア | 1 | 0 | 4 | 0 | 1 | 2 | 8 | 四国アイランドリーグplus選抜ジュニア | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
:バッテリー
[F]前口、宮本、小瀬 - 佐々木
[IL]堀川、山口、西村、中野(太) - 稲野
:本塁打
[F]小瀬 1号(3回2ラン)、井上 1号(6回2ラン)
28日(土)、舞台を明治神宮野球場に移し、準決勝の相手は四国アイランドリーグplus選抜Jr.との対戦。
前日の勢いそのままに、ファイターズJr.は初回、4番打者の佐々木然くんのタイムリーヒット。3試合続けて先制点を奪います。
この日の先発は、初戦で好投をした前口栄飛くん。テンポが良い投球内容に3回、打線が繋がりました。小瀬朔くんの2ランホームランなどこの回一挙4得点で、6回には井上大和くんのダメ押しの2ランホームラン。
初戦と同じ前口栄飛くん、宮本乃々夏さん、小瀬朔くんの投手リレーで試合を締め、8-0の快勝で10年ぶりに決勝戦へ駒を進めました。












12月29日(日) 決勝戦 vs.福岡ソフトバンクホークスJr.
神宮 ◇開始 11:00 (1時間24分)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道日本ハムファイターズジュニア | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 福岡ソフトバンクホークスジュニア | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | X | 5 |
:バッテリー
[F]丸山、前口 - 佐々木
[H]平井、溝田、松永 - 富安
29日(土)、決勝戦、接戦を勝ち抜いた福岡ソフトバンクホークスJr.との対戦。
決勝戦の先発投手は丸山雄大くん。ランナーを出しながらも2回を無失点で切り抜け、3回からは前口栄飛くんへバトンタッチをします。先頭打者を打ち取りましたが、その後、守備のミスや安打を許し5失点。
直後の4回、北川遼くんのタイムリーヒットで1点を返しますが、この日は相手投手に抑え込まれ反撃及ばず試合終了。
10年ぶりの決勝戦は1-5で敗戦となりましたが、堂々の準優勝を掴みとりました。












表彰式では、大会を通じ素晴らしい活躍をした前口栄飛くんが「パワプロ賞」として優秀選手賞を獲得。また健闘を称え、両チームの選手同士がメダルを掛けあう姿があり、スポーツマンシップを重んじた行動に注目する瞬間となりました。






大会終了後に、ファイターズJr.を率いた𠮷田侑樹監督は「チーム結成から4か月の期間、選手たちはたくさん悩み、たくさん成長したと思います。選手を最後まで勝たせてあげられなかったのは私の責任ですが、決勝戦まで連れてきてもらえたのは選手の頑張りがあったからこそ。大会中、試合を重ねるたびに成長していく姿をベンチから見ていて頼もしく、心の底から愉しんでいたなと感じ、改めて野球の素晴らしさを選手たちから教えていただきました。ファイターズのユニフォームに袖を通し、プレッシャーとプライドを背負い戦い抜いたこの大会は、選手にとってあくまで野球人生においての通過点。学童野球はここで一区切り。この大舞台での経験を次のステップに生かしてほしい」と振り返りました。
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