今キャンプ2度目の紅白戦が名護で行われ、ファームからもメンバーが参加するなど多くの選手が早くも実戦に入りました。紅組の先発メンバーはキャンプ初日の紅白戦とほとんど変わらないラインナップ。「レギュラーは固定して戦う」という新庄剛志監督の意向が伺える布陣となりました。

紅組は初回、五十幡亮汰選手が四球で出塁すると、盗塁と送球エラーで無死三塁に。2番矢澤宏太選手がライトへ犠牲フライを放ち先制します。続く2回、7番石井一成選手から3者連続出塁でチャンスメイクすると、バッテーリミスも絡み更に2点を追加します。白組は3回、万波中正選手がセンターバックスクリーンに突き刺さるソロ本塁打で1点を返します。5回、会心の当たりを放ったのは紅組の江越大賀選手。“移籍後第1号”を含む2安打と結果を残し、熾烈な外野手争いに名乗りを挙げました。両チーム合わせて18安打が飛び出た紅白戦は、6対4で紅組が勝利。投手陣は18投手が登板し、中でも育成の6投手が全員無失点に抑えるなどアピールしました。選手たちのレギュラー争いに懸ける思いが、ヒシヒシと伝わる一戦となりました。