2023/02/11(土)
2023春季キャンプ

2月11日(土)キャンプレポート

【天候/曇り 気温/21℃ 観衆1,200人】

早くも今キャンプ3度目となる紅白戦が名護で行われ、主力野手が名を連ねた紅組が5対3で白組に競り勝ちました。

紅組の先発は初の実戦登板となる田中正義投手。「最初は緊張して球が上ずった」と3安打を許すも、最速154キロの直球を繰り出しながら、1回を無失点に抑えました。ルーキーの金村尚真投手と宮内春輝投手もそれぞれ2番手として初登板。金村投手は2三振を奪うなど三者凡退に抑えると「ホッとしているし、自信になりました」と手応えを口にしました。宮内投手も四球でランナーを許すも無失点に抑え、上々のスタートを切りました。

中盤までは投手陣がきっちりと抑えゼロ行進が続きますが、試合が動いたのは5回。二死二塁の場面で2番加藤豪将選手が右前打を放ち紅組が先制します。初回には実戦初安打、7回にも2打席連続となる右前打を放つなど、この日3安打の固め打ち。キャンプイン前に右手人差し指を骨折し、完全復帰が待たれる新戦力が、まずはバットで猛アピールしました。対する白組は6回、途中出場の万波中正選手が左中間に特大のソロ本塁打を放ち同点に追いつくと、同じく途中出場の8番梅林優貴選手が逆転の右三塁打で更に2点を追加し逆転に成功。それでも紅組は7回に9番江越大賀選手から五十幡亮汰選手、加藤豪将選手、松本剛選手、野村佑希選手の5者連続安打で再度逆転し、試合を決定づけました。

打つべき選手がしっかりと結果を残し、新戦力の初物も多く見られた一戦に新庄監督は「今日はみんながアピールしていた」と納得の表情。調整ではなく、結果が求められる今キャンプも中盤に差しかかり、選手たちの眼差しも日に日に鋭くなっています。

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