ファイターズは、東北楽天ゴールデンイーグルスとの練習試合に臨み、5回表まで8-2とリードしていましたが、試合前から断続的に降っていた雨脚が強まり、降雨ノーゲームとなりました。

初回、2アウトから3番松本剛選手が四球で出塁すると4番野村佑希選手がヒットで続き、5番清宮幸太郎選手が右中間を貫くタイムリー二塁打で2点を先制しました。さらに2-2の同点で迎えた5回、イーグルスの守護神・松井裕樹投手を攻め立てます。ルーキーの奈良間大己選手が2塁打で出塁すると、五十幡亮汰選手、野村選手、上川畑大悟選手が適時打を放ち、4点を勝ち越し。最後は新人の矢澤宏太選手が実戦初となる2点本塁打を右翼スタンドへ運び、この回一挙6点を奪いました。

矢澤選手は試合後に「憧れの松井投手。シーズンでも打てるように、もっとアピールしていきたい」と謙虚に先を見据えました。

キャンプも折り返しに入り、レギュラー争いが激しさを増します。対外試合が増える後半戦に期待が膨らみます。