投打ががっちりとかみ合い、11対2でWBCキューバ代表に勝利しました。

ファイターズの先発は、ローテーション入りに向けアピールしたい吉田輝星投手。任された3回を内野安打の1安打のみに抑え、無失点と好投しました。打線は2回、石井一成選手が左前打で出塁すると、相手のバッテリーエラー後、重盗でホームに滑り込み先制します。さらに3回、一死満塁の場面で再び石井選手に打席が回ると、右中間を破る走者一掃の適時三塁打を放ち3点を追加。続く古川裕大選手が手堅くスクイズを決め、この回一挙4点を奪います。6回には淺間大基選手がライトスタンドに飛び込む2ランホームラン。レギュラー獲りに向け、熾烈な外野手争いに名乗り出ました。7回にはまたもや石井選手がタイムリー二塁打を放ち、猛打賞・4打点の大活躍。その後も万波中正選手や打撃でアピールを続けるルーキーの奈良間大己選手がタイムリーを放ち、計12安打11得点と攻撃力を示しました。投げてはこの日、ファームから試合合流した西村天裕投手と齊藤伸治投手が無失点に抑え、好調さをアピール。投手陣が許した四死球は1つのみで、新庄監督が常々求める、テンポの良い投球が目立ちました。

明日は中日ドラゴンズ、明後日は東北楽天ゴールデンイーグルスとの練習試合が予定されています。勝ち癖をつけるためにも、継続して白星をつかみたいところです。