最終回に同点に追いつくも、終盤の失点が響き4対4で引き分けました。

1回裏、先頭・淺間大基選手の右前打と相手エラーで１死一二塁のチャンスを作ると、4番野村佑希選手が左中間を深々と破る二点適時打を放ち幸先よく先制します。ファイターズの先発はローテーション入りが期待される3年目の根本悠楓投手。2回に自身のエラーが絡み1失点するも、初回と3回は三者凡退に抑え、まずまずの内容でアピールしました。投手陣ではブルペンの柱として長年ファイターズを支える宮西尚生投手が、昨季行った手術から復帰後初登板。先頭打者に二塁打を許すも二者連続三振を奪うなど、コンディションの良さを伺わせました。更に今季から背番号19を背負う玉井大翔投手も、今キャンプ実戦初登板。三者凡退に抑える危なげない投球で、キャンプはファームスタートながらも順調な仕上がりを見せました。打線は6回、木村文紀選手の適時二塁打で3対1にリードを広げるも、7回8回9回にそれぞれ1失点し苦しい展開に。1点ビハインドの9回裏にワイルドピッチで同点に追いつくも、あと一本が出ずに引き分けました。

キャンプも終盤に差し掛かり、1週間後にはオープン戦がスタートします。開幕一軍を狙うサバイバルを前に、日に日に緊張感が増しています。