ファイターズは、東北楽天ゴールデンイーグルスとの練習試合に臨み、16安打の猛攻で8-4と勝利しました。

3回までに0-4と序盤に点差が開きましたが、1点を積み重ねる攻撃で7回に4-4と同点に追いつきます。試合が動いたのは8回。1死一二塁の守りのピンチに、江越大賀選手が右中間ライナー打をファインプレーで食い止めます。すると続く8回裏に、国頭から試合参加した水野達稀選手が右中間に2ランホームランを放つなど、一挙4得点と試合を決定づけました。

活発だった打線の中で特に目立ったのは、プロ1・2年目の若手2選手。

水野選手は、同点に絡む三塁打と試合を決定づける2点本塁打の2安打3打点と、二遊間のレギュラー争いで存在感を示しました。矢澤宏太選手は、全てライト前打の猛打賞。二刀流に挑戦するルーキーは、まず打撃でアピールしました。

内外野のレギュラー争いが激しさを増す中、選手達は試合後も練習を続けています。切磋琢磨する野手陣の成長に、期待が掛かります。