ファイターズは、阪神タイガースとのオープン戦に臨み、両チーム合わせて23安打6本塁打の乱打戦を制し、8-6で勝利しました。

試合は初回から動きを見せます。3点を失った後の攻撃で、ルーキー矢澤宏太選手が実戦初の先頭打者本塁打を放ちすぐさま反撃。

矢澤選手は、「日々少しずつ良くなっている。これからも続けていきたい」と初参加のキャンプで成長を感じています。

その後は、計7安打3本塁打を許しますが、要所を締めてソロのみの3失点にとどめます。6回から登板した新人の金村尚真投手は、毎回ランナーを背負いましたが、冷静な投球で2イニングを無失点。ルーキーがリズムをつくり、味方に流れを呼び込みます。

6回に万波中正選手のソロ本塁打、7回には江越大賀選手のタイムリー2塁打、8回に清宮幸太郎選手のソロ本塁打と終盤にかけて相手投手を打ち崩しました。2戦連続逆転勝ちで、勝利にこだわるチームの意地を示しました。

試合後は、来場者に向けて選手・監督・コーチからサインボールの投げ込みを行い、ファンへ感謝の気持ちを伝えました。

1ヶ月の名護キャンプも最後の実戦を終えて、対外試合は6勝2敗1分。「勝ち癖をつける」という指揮官の思いに応える結果となりました。

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