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春季キャンプ最終日は、広島東洋カープとオープン戦を行い、接戦を制してサヨナラ勝ちで締めくくりました。
先発マウンドは、地元沖縄県出身の上原健太投手。立ち上がりに四球を許すも4イニングを投げて無失点に抑えます。開幕ローテ入りを狙う左腕は「フォアボールが嫌い。状態はいいとは言えないが、0で戻ってこられてよかった」と反省を口にしました。
また3番手としてマウンドに上がった根本悠楓投手は、3者連続三振を奪うなど3イニングを投げて無失点。途中ランナーを背負うも、要所を抑えて存在感を示しました。
試合は1-2の1点ビハインドのまま9回の攻撃へ。1死一・三塁の好機に上川畑大悟選手が左前適時打で同点に追いつきます。さらに、続く石井一成選手が左翼線へ落としサヨナラ打としました。二遊間のレギュラー獲得に向けて、両選手がアピールしました。
試合後には手締めを行い、松本剛選手会長が「今年は結果を出さなければいけない年、最後まで諦めず戦いましょう」と決意を述べました。
25日間のキャンプを終えて、選手たちも充実の表情。およそ1ヶ月後の開幕戦に向けて、レギュラー争いが加速します。