2008.06.28 SAT
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■広報レポート <新たな出会い>

 新外国人ジェイソン・ボッツが我々の新たな仲間に加わった。京セラドーム大阪でのバファローズの最中、関西空港に降り立つと大阪市内のチーム宿舎へ直行。夕食会場でさっそくグリンやスレッジらと円卓を囲み、大リーグ経験のある吉井投手コーチとも気軽に言葉を交わしていた。

 インターネットで昨年までトレイ・ヒルマン氏(現ロイヤルズ監督)がファイターズを率いていたことを調べ、意欲満々に電話を入れてチーム状況を尋ねてきたという。これまで在籍してきた3Aオクラホマには前イーグルスの福盛や前ジャイアンツの前田が在籍していたこともあり「日本に行くのが楽しみなんだ」と話して予習に事欠かなかった。何より1㍍98、103㌔という巨漢に加え、ファイターズが「ジェイソン」を獲得を発表したのが偶然6月13日の金曜日と何やら恐ろしいイメージが先行していたが、出迎えた加藤通訳によれば「長旅の疲れはあっても笑顔を絶やさないのが印象的」ということでほっと一安心だ。
 
 ボッツは6月以降ほとんど試合に出ていないため、当面鎌ケ谷で試合勘を取り戻すことになりそうだ。もちろん打線強化を狙って獲得した助っ人だけに、野手陣にとっては新たなチームメートでありライバルの出現となる。バファローズの継投に金子誠のタイムリー一本に抑えられた試合後、ベンチでは13打席無安打のスレッジが梨田監督の直接指導に熱心に耳を傾けていた。若手らは宿舎に戻るなり、駐車場でスイングに明け暮れた。新たな分子が加わりどんな化学反応を起こすのか、楽しみが一つ増えた。

■多田野投手 <5回1/3、打者23、球数90、安打7、四球1、三振3、失点4、自責4>

「立ち上がり球数が増えてコントロールが安定しませんでした。」

■梨田語録

「今日の多田野は何時になく球数が多かったね。初回立ち上がりにちょっと苦労したのが最後まで効いたね…。2点目はボーク絡みでの失点でしたが、投球内容自体はそれほど悪くなかったと思います。今日のBs金子の状態を考えると、3点目は何とか阻止したいと思って宮西を投入したんですが…。とにかく今日の試合を明日に生かせるように、気持ちを切り替え、明日の試合に臨むだけですね!!」

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