

■広報レポート <再び同率首位>
開幕で三連敗を喫し、パ・リーグでも唯一勝ち越されているイーグルスとの8回戦。選手の間でも「イーグルスには負けたくない」という言葉がよく聞こえてきます。イーグルス先発田中将大選手は前回ファイターズ相手に1失点で完投勝利を収めた後に登録抹消。今日の復帰戦で開幕から5試合連続完投勝利がかかっていました。それは阻止したものの、後続投手を打ちあぐね開幕5連勝を許してしまいました。
ローテーションの谷間ということで先発することになったファイターズ坂元選手。なれない役割からか3回に3点を失います。ファイターズ打線は2週間ぶりの登板とはいえ、150キロ近いまっすぐを投げ込む田中選手にくらいついていき、初回から3回まで毎回走者を出しますが、あと一本が出ません。しかし4回、ヒメネス選手が4月23日以来となるホームランをバックスクリーン横までライナーで叩き込み反撃開始。6回にはこの日から髪の毛も真っ黒に染め直し、髭も剃って臨んだ小谷野選手が2点適時二塁打を放ちました。しかしイーグルス中継ぎ陣からは短打を1本打つ事しかできず敗戦。
開幕から毎日リードオフのポジションで出場を続ける田中賢選手。先日の賢介デーで何かを掴んだのか、今日も安打を放ち、ボールをしっかりと見て四球も選びました。菊地選手も2登板連続で失点を喫していましたが今日は1イニングを3者凡退、2三振を奪う好投を見せました。順位を考えるにはまだ早いですがファイターズは再びイーグルスと同率首位です。
■梨田語録
「先発の弥太郎(坂元選手)はリズムがね。。。リリーフの感じで行くと入っていけたけど、先発の雰囲気になってしまったみたいだね。3回に3点目を取られなかったら、もう1イニング行かせようと思ったんだけどね。稲葉は大丈夫みたいです。以前当てられたところのそばだったからね、大事をとりました。ヒメネスの守備では(ゴロの処理が)軽いジャグルになってエラーに繋がったけど。次につながる打撃を見せてくれたね。」