2009.07.30 THU
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■広報レポート <二夜連続の>

 先発スウィーニー選手は4回までに6点を許す苦しい展開でしたが、梨田監督はブルペンへの電話を取ることはありませんでした。点差がありながらも力投を続ける投手を盛り立てようとスレッジ選手は5回、フェンスに激突して膝を強打しながらも掴んだボールは放しませんでした。「スレッジのファインプレーから流れが変わったような気がする」と梨田監督が話したように、大事を取って交替したスレッジ選手の代わりに入った糸井選手が7回にソロホームランで反撃を開始。8回にも2死から相手の失策を絡めた3本の適時打でこの回打者一巡の6点を挙げ、二夜連続の大逆転勝利を収めました。

 降板後もベンチから応援し続けていたスウィーニー選手は8回の大逆転の間に「Unbelievable!(信じられない)」を連発、沈みがちだったベンチの雰囲気も一気に盛り上がりました。「代打送られるかなと思ったのですが、そのまま打たせてくれて、、、打ててよかったです」と試合後に勝ち越しの適時打を放った鶴岡選手が話してくれました。たしかに7点を取ったのは打線でしたが、今期最多の127球で6回を投げきったスウィーニー選手からマウンドを受け継いだリリーフ陣も素晴らしいピッチングを見せてくれました。特に終盤6点差を逆転するとは予想していなかったであろう守護神武田久選手が安定したピッチングでリーグトップタイの20セーブ目を挙げました。

 守備でもスレッジ選手の好プレーの他無失策でゲームの流れを手繰り寄せ、チーム全員で最後まであきらめずに掴んだファイターズらしい勝利でした。鶴岡選手が試合後「先発が試合を作って、リードを守りきるのがいい勝ち方。でもこういう勝ち方はチームに勢いがつくと思います」と話してくれました。この勢いを持ったまま、明日から札幌ドームでホークスとの首位攻防戦です。

■スウィーニー投手 <6回、打者30、球数127、安打8(本塁打1)、三振2、四死球4、失点6、自責点6>

「良いピッチングが出来ず、非常に残念です。いいかげんもっといい結果を出していかないと。。。」

■梨田語録

「最初は流れが悪かったんだけど・・結果として、スウィーニーが何とか6回まで投げてくれたことが、その後の展開を変えた。スレッジのあのプレー(フェンスにぶつかりながらのファインプレー)から、流れが変わった気がするね。スウィーニーのあとを受けた宮西もよく投げた。振り返ると、どの場面でも傷口を最小限に出来たのが勝利を呼び込んだ要因でしょう。ロッテに3カード連続の3タテ?すべてどちらが勝ってもおかしくない内容だったし、あまりその辺の意識はないですね」

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