2009.08.08 SAT
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■広報レポート <4番打者>

 ファイターズらしい試合でした。3-2で迎えた5回、無死満塁から糸井選手のセンターフライで金子誠選手がタッチアップ。それた送球をよく読んでタッチをかいくぐったかに思われましたが判定はアウト。まだ1点リードしているとはいえ試合の流れが変わるかと思われましたが、その悪い流れを打ち消すかのように次の高橋選手から4連打で5点を奪い、そのまま逃げ切りました。

 「けが人が多く得点力が落ちているので、あの場面で打てたのは良かった。みんな必死で繋ごうとしているので。僕だけではないです」と淡々とした表情で話した高橋選手ですが、当の本人も膝の痛みを抱えてプレーしていますし、痛みをおして出場を続けている選手も多数います。「稲葉さんがいないと勝てないといわれるので、打席で自分にプレッシャーをかけすぎているかもしれませんね。今が我慢のしどころ。今日は本当に大事な試合だった」と話す高橋選手の表情からは勝利の喜びよりも、試合からの疲れしかうかがい知ることは出来ませんでした。

 昨日の試合では送りバントが決まらずチャンスをつぶしていました。規定打席数に満たない出場機会にもかかわらず、リーグトップの29犠打を決めている森本選手の功績がいなくなって初めて分かりました。そんな中得点には結びつきませんでしたが、9回無死1塁で4番の高橋選手がきちんと初球で送りバントを決めた所がこのチームの強さかもしれません。「4番打者ではなく、4番目の打者ですから。なんでもしますよ。(今日4安打の)糸井が4番打てばいいんじゃないですかね」と冗談めかして話していましたが、4番打者の重圧は周りが思う以上に重いものかもしれません。

■藤井投手 <6回、打者27、球数101、安打9(本塁打1)、四死球1、三振6、失点2、自責点2>

「信二(高橋選手)が先取点を取ってくれたのに、僕の失投ですぐに逆転されてしまいました。その反省から低めに集めることをよりいっそう心がけました。それでも低めにはなかなか集まりませんでしたが、バックの守備と点差に助けられて投げることが出来ました。」

■梨田語録

「中盤、ホームランを浴びたりしてバタバタしたけど、何とか勝てたのでよかった。山崎はあたっているし、鉄平も今は手がつけられないね。8回も何とか継投は宮西までにしたかったんだけど、2アウト後のあの場面は何としても食い止めなければならなかったので、武田久に任せた。明日もリリーフが必要だし、何とか投手は最少人数でいきたかったが・・ノーアウト満塁の場面でホームタッチアウトになり嫌な流れになったけど、よく信二が打ってくれたね。また連敗阻止?連勝も難しいけど、連敗は簡単だからな・・明日もいきましょう。」

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