2009.08.12 WED
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■広報レポート <実りある補講>

 試合後のベンチ裏で神妙にモニターを見ながら、金子誠選手の助言に耳を傾ける2人。レクチャーを受けたのは今季2度目の先発で8失点を喫した須永選手と、5月中旬以来の1軍登板となった谷元選手でした。打者の目線で両投手がマウンドでどんな雰囲気をかもし出し、それがどう結果に結びついているのかをプロ16年目のベテランならではの心遣いで説いていたのです。

 連戦による疲労を考慮して、梨田監督は金子誠選手と高橋選手をラインアップから思い切って外しました。ベンチスタートとなった背番号8は「きょうは相手投手のことは二の次にして、ウチのピッチャーをじっくり見てあげよう」と目的意識を持ってグラウンドへ熱いまなざしを向けていました。

 立ち姿やちょっとした仕草で配球にある程度予測を立てるなど、厳しいプロの世界では経験の浅い選手に鋭い刃を向けてきます。はるかにキャリアのある先輩から的確なアドバイスをもらった2人は「肝に銘じて頑張ります」とむしろ晴れやかな表情を浮かべていました。大敗に終わった試合でもこうした収穫は山ほどあるものです。

■須永投手 <5回、打者24、球数82、安打8(本塁打4)、四死球1、三振1、失点8、自責点8>

「あの回は特に球が浮いてしまいました。最初のホームランを打たれた後にしっかり切り替えて抑えられるようにしていかないと。。。」

■梨田語録

「須永は死球、本塁打、四球、本塁打と一番良くない形で点を取られてしまった。立ち上がり3イニングはこの間みたい良いピッチングだったんだけどね。死球がきっかけて何かが狂ってしまったね。先制していただけに、最初のホームランを打たれたところで締めておかないと。。。投手も足りなくなるから5回まで投げてもらったし、谷元、金森もせっかく上がってきたから見ることが出来たのは良かったけどね。」

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