2010.04.14 WED
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■広報レポート <1番打者らしさ>

 外角への速球をしっかりとはじき返すと、打球は三塁線を鋭く破っていきました。7回2死。打った糸井選手は、俊足を飛ばして二塁に悠々と到達しました。この一打で7試合連続安打となりました。

 8日に背中を痛めた稲葉選手の欠場に伴う新オーダーで、役割が変わりつつある糸井選手。10日のソフトバンク戦では慣れた5番で今季1号を放っていますが、田中賢選手の代わりに起用された1番でも十分に結果を残しています。

 どれだけ好調でも決して現状に満足することはありません。今日も全体練習前にティー打撃を敢行し、外角球に対して体が開かないように意識しながら打ち込んでいました。最終打席でその効果が出た形です。

 さらに、気分転換も奏功しました。いままで使用していた打席に入る際のテーマ曲を変更。「あのおかげでヒットまで出ましたね」。この2試合4死四球と出塁し、盗塁も決めています。

 マリーンズ先発の大嶺選手を捕らえきることができず、連敗を喫してしまいましたが、明るい材料は糸井選手の奮起だけではありません。稲葉選手が7回に代打として復帰。先頭打者にも関わらず、スタンドでは“稲葉ジャンプ”が起こりました。上昇気流に乗り切れないからこそ、雰囲気の変化ひとつでもきっかけが欲しいところです。

■カーライル投手 <7回1/3、球数125、打者34、安打10(本塁打1)、三振4、四球2、失点6、自責点6>

先発登板のカーライル選手

「8回まで球数も多く投げられたのは良かったです。ただ、チームが勝つことが一番ですから、それができませんでした。」

■梨田語録

「初回に先制しておきながら、すぐにホームランで逆転されてしまい、流れが悪かったですね。大嶺も四球が多く調子がそこまで良いわけじゃなかったけど捕まえきれませんでした。相手もいいところで追加点をとりましたね。稲葉が代打としてでも戻ってこられたのはありがたいですね。ファンにも喜んでもらえるのではないでしょうか。」

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