2010.05.02 SUN
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■広報レポート <ただでは負けない>

 “一矢報いる”という表現がピッタリの一撃でした。4点をリードされた9回1死。打席に立ったのは二岡選手でした。外角へのボールをフルスイングすると、打球は左中間スタンドに飛び込んでいきました。

 確かにこの3号ソロは勝利に結びつきませんでした。しかし、スタンドには、開幕戦以来となる満員(4万2002人)のファンの方々が詰め掛かけていました。完封負けでは終わらないファイターズの執念を見せることはできたのではないでしょうか。

 二岡選手は2回と5回にも先頭打者として中前打で出塁しており、今季2度目の“猛打賞”も記録しています。前日は腰に張りが出て大事を取って欠場。1日で状態を立て直して出場すると、やはり頼りになるところを見せてくれました。梨田監督も「休んだのが良かったかな」と笑顔。出場3試合連続安打で、12打数6安打と再び上昇気流に乗っています。

 今季初の同一カード3連勝は逃したものの、2カード連続の勝ち越しで札幌を離れます。最初の遠征地は千葉。わき腹を痛めていた金子誠選手の復帰も決まり、シーズン前に首脳陣が想定していたオーダーが組める状況になります。次に札幌に戻るのは18日。ひとつでも多くの勝利を求め、ファイターズは戦っていきます。

■武田勝投手 <5回1/3、球数93、打者23、安打8(本塁打2)、四死球0、三振3、失点4、自責点4>

試合前の武田勝選手

「また要所で粘ることが出来ず、申し訳なく思っています。打たれたこと以外にも反省点は多いので、反省するところは反省して次回に生かせるようにします。」

■梨田語録

試合前の梨田監督

「二岡は状態が良くなくて昨日は休ませたけど良かったですね。高橋は代打で出したときに歓声が上がっていたし、これで元気になるんじゃないかと期待してます。明日から金子を(1軍に)上げます。下から上につなげるような働きを見せて欲しい。3連戦の頭を取って勝ち越せるように頑張ります。」

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