2010.05.27 THU
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■広報レポート <うっ憤晴らし?>

 金沢地方は朝から雨。昼過ぎにやんだとはいえ、分厚い雲に覆われた空に、誰もがあいさつ代わりに「きょうこそ試合できるかな」と話す一日となりました。球場での練習も霧雨の中でしたが、予定通り午後6時にプレーボール。試合ができなかった4日間のうっ憤を晴らすかのように、ファイターズの選手たちが好プレーを連発しました。

 「ヒーローを選べ」と言われると間違いなく迷った一戦です。今日のレポートで一人の選手に焦点を当てるのは非常に難しい。投打ともにおさらいすることで、快勝を感じていただきたいと思います。

 まずは先発の増井選手。攻撃陣が2点を先制したことで「最初から飛ばすことができた」という快投を見せてくれました。ピンチを背負いながらも失ったのは5回の1点だけ。3番手で登板した建山選手が「すごく高かった」と表現するマウンドが、増井選手のフォークボールを普段以上に引き立たせた様子。6回6安打6奪三振の1失点で、パ・リーグのルーキーとしてはトップとなる3勝目を挙げました。

 打線では森本選手が1回の中前打で連続試合安打を8試合に伸ばし、適時打も含めた猛打賞を記録。金子誠選手、糸井選手も3安打と猛打を見せました。また5回には高橋選手が左越え3号ソロを放ち、貴重な追加点を演出。今季チーム最多の16安打を記録しました。

 さらにさらに。今月上旬にロッテから移籍した佐藤選手が一軍デビューをファイターズで飾り、7回に右前打を放ってプロ初安打。「思ったよりも平常心でいられた」と頼もしく振り返りました。また、2年ぶりに一軍昇格した今成選手も今季初打席で左中間二塁打を放っています。

 4試合組まれていた敵地での交流戦も消化できたのは1試合。間隔が空いてもファイターズの戦い方は変わらないままです。土曜日からは北海道に戻り、再び本拠地・札幌ドームでの戦いとなります。ヒートアップするファイターズへのご声援、よろしくお願いします!

■増井投手 <7回、打者26、球数93、安打6、四死球2、三振6、失点1、自責点1>

「今日は自分自身でも調子が良かったんですが、2点を先に取ってもらったことで初回からどんどん飛ばしていくことができました。フォークが良くて三振も取れましたし、まっすぐも生きたのでこういう結果につながったんだと思います。あとはベンチから応援します。」

■梨田語録

「狭い球場で雨が降ったり、気温も低い中、増井が良く投げてくれた。まっすぐも良かったし、チェンジアップを上手に使っていた。交代するところも迷ったんだけどね。(増井の代打で出した佐藤は)たいしたもんだね。初打席で初ヒット?打点もついたね。長い間実戦から離れていたわりにはしっかり守れたし、4日試合が無かった後最初の試合をとれたのは良かった。」

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