2010.06.05 SAT
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■広報レポート <ツルのひと振り>

 チーム関係者が食事を取るサロンが、試合中の作業場所になることが多いビジター球場。東京ドームも例外ではありません。広報担当や打撃投手などが一角を陣取ってテレビで試合の行方を見る中、水分を取る目的などで選手も頻繁に出入りします。そんな状況で、ベンチだけではなく、舞台裏も大きく沸いた瞬間が4回に訪れました。

 1死一塁で打席に立ったのは、先発マスクの鶴岡選手でした。内角へのストレートをフルスイングすると、打球は大きな弧を描いて左翼スタンドに吸い込まれていきました。今季1号の2ランアーチ。ベンチの大騒ぎに負けず、選手サロンでも大歓声が巻き起こりました。

 「ストレート一本で待ってました」。狙い通りの打撃でしたが、甘いボールなのか難しいボールなのかは覚えていないと振り返ります。無我夢中にバットを出した結果が最高の一打を生み出しました。梨田監督が普段から「ダルビッシュの方が打撃力は上」と冗談交じりに話すほど。その鶴岡選手が一発を放ったのですから、盛り上がらないわけがありません。

 連夜の一発攻勢に逆転負けを喫し、なかなか白星を挙げられない苦しい状況は続いています。しかし、誰も元気を失ってはいません。いまは我慢のとき。必ず浮上のきっかけはあると信じて戦い続けます。

■糸数投手 <6回、打者26、球数96、安打6(本塁打2)、三振4、四球1、失点3、自責点1>

「久しぶりの1軍マウンドになりましたが、前回の先発で7失点されて迷惑を掛けていたので、今日は何とか試合を作りたいと思っていました。それができてよかったです。まだ試合が終わったわけではないので、この後はベンチで応援します。」

■梨田語録

「6点全部ホームラン?こたえるね。。。糸数は良かった。最初のソロホームランもだいぶ詰まらせていたんだけど、詰まらせた分だけ切れなかった。それなりに自分のいやらしさを出してたし、粘りが見えた。次につながる登板だったし、ローテの中でやっていけるところを見せてくれた。林は残念だったね。あっという間の3点だった。ツル(鶴岡選手)のホームランでベンチも盛り上がったんだけど、それを忘れるような感じでした。」

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