2010.07.06 TUE
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■広報レポート <積み重ね>

通算350二塁打を達成した稲葉選手

 真ん中高めのストレートをはじき返すと、打球は左中間へ鋭く伸びていきました。一塁ベースを回って全速力に達した稲葉選手は一気に二塁を陥れました。プロ野球史上28人目の通算350二塁打を達成した瞬間でした。

 「記録のことは全然知らなかった」。それもそのはず。ファイターズガールの一人が花束を持って二塁ベース上の稲葉選手の元に駆け寄ったものの、キョトンとした表情を浮かべました。「え?何?って思ったよ」。自身はまったく気にかけていない記録だったからでした。

 それでも、少し時間が経って振り返ると感慨も出てきた様子。「1本1本積み重ねた結果ってことだよね」と笑みがこぼれました。決して派手な記録ではないかもしれません。ただ、長年第一線で活躍してきたからこその“勲章”にほかなりません。打線全体が打ちあぐねたソフトバンク先発の杉内選手から、六回にも安打を放って1試合2安打。気温とともに打撃状態も確実に上昇しています。

 小谷野選手も2安打を放ち、2試合連続でスタメン起用された鵜久森選手も七回に一塁線を破る安打を記録しました。東京ドームに移って連勝はストップしましたが、気持ちを入れ替えて明日の試合に臨みます。

■矢貫投手 <5回、球数112、打者25、安打6、四死球5、三振2、失点4、自責点4>

先発登板した矢貫選手

「前回ソフトバンク相手に投げたときに比べれば修正して攻められたと思いますが、五回の先頭打者をいかに打ち取るかという課題は残りました。今日はその次のバッターに四球を出してしまったし、せっかくいい流れだったのに、自分を苦しめるピッチングをしてしまいました。この後は逆転を信じて応援するだけです。」

■梨田語録

「追加点をどんどん取られて、杉内を楽に投げさせてしまった。逆にこっちは2死からの失点が多かったり、四球が得点につながったりすることが多くてもったいなかった。矢貫はまた5回に捕まった。。。あんまりいい傾向じゃないよね。12点差で負けても1敗は1敗。でも今日は最後にウルフも投入したし、多少ゲームを作りたかったところがあるのは確かだね。」

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