2010.07.11 SUN
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■広報レポート <気合十分>

森本選手

 一塁でカブレラ選手がアウトになったのを見届けた森本選手は、その場でこぶしを握り締めました。八回1死一塁での守備でした。T-岡田選手の放った打球をフェンス際でジャンピングキャッチすると、すかさず内野の金子誠選手に返球。そのボールが一塁走者のカブレラ選手より早く一塁・稲葉選手のグラブに入り、“併殺”が完成した瞬間でした。

 攻撃面でも、森本選手は一回に先頭の田中賢選手が四球で出塁した直後に、初球できっちり犠打を決めて先制点をアシスト。4点をリードされた六回には、追い込まれながら四球を選んでチャンスを広げました。さらに八回には1死一塁で右前打を放っています。

 試合開始直前のこと。広報控え室に顔を出した森本選手は、こう言い残してグラウンドに向かいました。「黙って見とけっ!」。頼もしいその言葉通り、気合のこもったプレーを見せてくれています。チームが劣勢に立たされている試合でも、やるべきことは変わりません。

 同一カード3連勝は実現しませんでしたが、リーグ戦再開以降は7カード連続で勝ち越し。札幌ドームでの黒星は6月10日以来、実に1ヶ月ぶりです。連勝はいつか止まるもの。そう割り切ってファイターズは前進を続けます。13日からは、オールスター休みまで続く9連戦。1試合1試合をしっかり戦い、貯金の上積みを目指します。

■ケッペル投手 <6回、球数94球、打者26、安打7(本塁打1)、三振4、四死球4、失点5、自責点5>

「いいピッチングが出来ず、自分自身にがっかりしています。ストライクをあまり投げられなかったのでゲームの流れを悪くしてしまいました。次回はもっと良い投球が出来るように頑張ります。」

■梨田語録

「(バファローズ先発)近藤の初回は制球も良くなかったし球も走っていなかったんだけど、途中から急に腕が振れるようになって、特に追い込まれてからの真っ直ぐに対応しきれなかった。ケッペルはボールがいつもよりか動いていないようだったね。カウントを悪くして高めにボールが集まっていたようにも見えました。ここ2回ほど状態がいまいちだけど、後半戦に向けて調子を上げていって欲しい。8回にチャンスは作ったけど、小谷野、糸井と一本が出なかった。いつもいつも打てるわけではない。こういう日もあるってことです。」

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