2010.07.19 MON
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■広報レポート <一軍復帰、即安打>

 コンパクトに振り抜いたバットから放たれた打球は、あっという間にセンターに達しました。中田選手は一塁ベースに到達し、少しホッとした表情を浮かべました。八回2死。第4打席で復帰初安打を記録しました。

 「正直、うれしかったです。でも、毎日が勉強だと思ってますから」

 開幕スタメンを勝ち取りながら、4月中に登録を抹消。ファームからの出直しを期した直後の4月21日、試合中に左ひざの半月板を損傷して手術を受けました。戦線離脱している間に、仲の良い先輩の陽選手らが一軍に定着。「悔しい思いをした」と話します。

 それでも、リハビリ期間中には動けないことを前向きに考え、寝る時間を惜しんで打撃フォームのチェックを繰り返したといいます。さらに、鎌ケ谷で行われるファームの試合も観戦し続けました。投手が打者に対してどう攻めるのか。打席に立たず、外から勝負を見ることで得るものもあったようです。

 ファームで復帰し、2本塁打を記録。オールスター前に一軍の切符を再び手にしました。「思ったよりも早かった」。ただし、ここからが本当の勝負になることの覚悟はできています。「必死にやって一軍にずっといられるようにしたい。それでチームの勝利に貢献できたら、それ以上のことはないですから」。チームは久しぶりの3連敗を喫しましたが、中田選手の復帰が起爆剤になる可能性も十分にありそうです。

■ケッペル投手 <7回、打者31、球数108、安打10、四球2、三振3、失点5、自責点5>

力投をみせるケッペル投手

「ファールチップが体に当たったりしながらも点を防ごうとしてくれたツル(鶴岡選手)がいいリードをしてくれたのですが粘りの投球ができず、2死をとってからのあと一人が打ち取れませんでした。逆転を信じて応援します。」

■梨田語録

「ケッペルは良くなかった。先頭打者に四球を与えたり、今ひとつボールが動いていない。へばりが来てるのかな?そういう時期ではあるからね。後半戦にはダル(ダルビッシュ選手)と二人で軸となって欲しい投手ではあります。打線にはちょっと繋がりがなかったね。中田はシーズンの初めと比べて打席でリラックスしていたように見えた。最後の打席で一本ヒットを打って本人もほっとしたんじゃないかな。」

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