2010.08.15 SUN
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■広報レポート <2年連続2ケタ勝利>

 ヤフードームのマウンドから、気持ち良さそうに投げ込む武田勝選手の姿がありました。八回途中で交代するまで7安打3失点。2年連続の2ケタ勝利を挙げました。

 立ち上がりから、女房役の大野選手と息の合ったところを見せます。1死から中前打で出塁を許しながら、クイックと強肩の“合わせ技”で盗塁を阻止。その後は1四球を与えたものの、五回1死までヒットを許しませんでした。

 その五回に2ランで先制された武田勝選手。それでも「我慢すれば逆転があると思って、自分のピッチングをした」と話すように、粘りの投球を披露。直後の六回に打線が5点を奪い、願いが実現しました。

 夏の甲子園では、前日に母校の関東一高がベスト16に進出。後輩たちの奮闘が大きな励みになっているようです。鎌ケ谷での調整中に地区大会決勝をテレビ観戦。大逆転劇での甲子園進出に「鳥肌が立った」と話したほどです。

 打ってはファイターズ自慢の中軸が大爆発。4番・小谷野選手は六回1死一塁で右翼席へ同点弾を放つと、九回1死一、二塁ではダメ押しの2点適時打を記録。1試合で4打点と勝負強さを発揮しました。また、5番・糸井選手も3安打の猛打賞。6番・二岡選手も勝ち越し打を含む2打点と活躍しました。

 投打の歯車ががっちりとかみ合い、同一カード3連敗を阻止。再び勢いをつけて、東京ドーム、札幌ドームのホーム6連戦に臨みます。

■武田勝投手 <7回2/3、打者29、球数91、安打7(本塁打1)、四球1、三振7、失点3、自責点3>

「先制はされましたけど、そのあと我慢すれば逆転があると思って自分のピッチングを心がけました。八回はもったいなかったけど、それは次の課題にして、ベンチで応援します。」

■梨田語録

「5回に勝(武田勝選手)が打たれたHRはスライダーがあまり曲がらなかったようにも見えたけど、うまく打たれたのは確か。今日打たれたヒットは全部左打者からだったな。でもクリーンアップの右打者を気持ち良いぐらい見事に抑えてくれた。(ホークス先発)小椋もまっすぐが走ってて最初は手がつけられなくて、三連敗も覚悟したんだけどね。小谷野が嫌な流れを振り切る2ランを打ってくれた。相手もがっかりしただろうし、その勢いで一気に5点取れたね。」

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