2010.08.22 SUN
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■広報レポート <同一カード3連勝>

ファンの声援に応える

 最後の打者を一ゴロに抑えた武田勝選手は、一塁ベースのすぐ横で満面に笑みを浮かべてガッツポーズを作りました。今季3度目の完投勝利も本拠地・札幌ドームでは初めて。自己最多の11勝目を挙げる快投を見せてくれました。

 冷静なピッチングはいつも通り。いきなり打線に4点を援護してもらったことで、余裕すら感じさせるマウンドさばきでした。四回に1点を失ったものの、失策が絡んだものだっただけに自責ナシ。その回以外で安打を許したのも七回と九回だけ。“認定完封”の内容です。

 ヒーローインタビューを終えてスタンドのファンの方々にあいさつに向かうときには、B☆Bのヘアバンドをつける遊び心も。首位ライオンズを相手にしての同一カード3連勝でもあるため、いつも以上に盛り上がったのは言うまでもありません。

 サヨナラ勝利、決勝犠飛という渋い勝利に続いて、投打の歯車ががっちりかみ合った1勝を挙げました。今シーズン苦手にしていたライオンズ先発・帆足選手の立ち上がりを攻め、5連打を含む4得点。小谷野、二岡の勝負強い2選手が適時打を放ち、試合を優位に進めています。

 「自分たちはまったく諦めてません」。お立ち台で武田勝選手が言い切った言葉は、チーム全員のものでもあります。残り30試合で迎えた試合の初戦を飾り、ラストスパートに入ります。―WE BELIEVE!―。本当の勝負はこれからです。

■武田勝投手 <9回、球数89、打者31、安打5、三振6、四死球0、失点1、自責点0>

ヒーローインタビュー後にBBと。

「慎重に丁寧に一人ずつ投げようという気持ちでいました。初回に点を取ってもらったので、それを何とか守ろうと考えて九回まで投げることができたと思います。」

■梨田語録

梨田監督

「首位ライオンズ相手に3連勝できたのも初戦を飯山の同点本塁打と、高口のサヨナラ安打で取ったのが全てという気がします。チームに勢いがついたからね。勝(武田勝選手)も完投してくれて助かりました。テンポよく球数も少なく緩急をうまく使ったいい投球でした。首位とのゲーム差が縮まったのは当然大きいけれども、残り試合も少ないので1試合1試合一生懸命やるしかないです。」

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