2011.04.27 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
3
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
5
12
0
5

■広報レポート <大きい当たりだけじゃない>

 崩れそうな試合を引き締めるプレーに、沈黙気味のスタンドとベンチが息を吹き返しました。六回の守備。1死一、二塁で三遊間を抜けた打球に猛然と前進した中田選手は、捕球するとすぐさま本塁へ送球。2バウンドしたボールは捕手・大野選手のミットに吸い込まれました。そのままタッチに移ってアウトに。1つめの補殺を完成させました。

 「ウチには素晴らしい外野がいる。その中に入って、どんどんアピールしていきたいという気持ちはあります」

 意気込む中田選手が見せた守備の見せ場は、その1度だけではありませんでした。八回1死。左翼線への打球を回り込んで二塁に返送すると、こちらもアウトに。1試合2度の補殺。さらに、試合序盤にはライナーをジャンピングキャッチの好捕も見せました。

 攻撃では二回1死で中前打を放ち、8試合連続安打を記録。その直後にはプロ2度目の盗塁を決めています。大きな当たりが魅力の中田選手ですが、グラウンドを駆け回る姿は新鮮さを漂わせていました。

 5回5失点の先発・武田勝選手は「打たれるべくして打たれた」と反省し、次回登板でのリベンジを誓いました。28日は休養日。ゴールデンウィークでの再加速に向けて仕切り直しです。

■武田勝投手 <5回、球数68、打者23、安打6、三振1、四球0、死球1、失点5、自責点3>

「今日は全体的にコントロールが高かった。打たれるべくして打たれました。次回に向けてしっかり調整していきます。この後はベンチで応援します。」

■梨田語録

「(初回無死一、二塁で糸井の)バントミスで先行できなかったのが痛かった。あそこで1点でも奪えていれば違う展開になったかも知れないですしね。武田勝は(四回の)カブレラの一発が効いたなと。2アウトでしたし、四球でもいいという高さで勝負して欲しかったという思いが残ります。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート