2011.05.01 SUN
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■広報レポート <ボールパークの情景>

 9回から立て続けに訪れたサヨナラのチャンス。10回2死満塁で代打・今成選手の打球がレフトのグラブに収まり、3時間48分の試合に終止符が打たれました。今季最多の超満員4万2,063人が詰め掛けただけに、何とか勝利をプレゼントしたかったところですが、あと一本が出ずに同一カード3連勝を逃しました。

 この日は毎年恒例、キッズたちが試合運営に携わる「ぼくたちのボールパーク」でした。21人のお子さん方が場内アナウンスにボールボーイやカメラマン、グラウンドキーパーなどを務める一大イベント。ヒーローインタビュー担当の帯広市立豊成小4年生、宮本舜羽(とわ)くんは、試合展開を目で追いながら質問項目を何度も書き換え、サヨナラの歓喜の瞬間を待っていました。

 この日が初スタメンの二岡選手は2回、自打球を右ひざ上に当てて一度治療に下がりながら打席に戻り、左前打を放って中田選手の2ランを呼び込みました。打席が回ってくる間はアイシングで患部を冷やしながら3安打に1四球と活躍。「出してもらってダメですとは言えないですよ」と、幼い頃に初めて試合に出た時を思い起こしたかのような気持ちでゲームに出続けました。

 9回には村田、大野両選手が10回は糸井選手がきっちりバントを成功させ、迎えるベンチも童心に返ったように大きな声が出ていました。勝ち切れなかったことで何となく消化不良になりがちな結末でしたが、今のチームには勢い、元気があふれています。キッズたちに次こそ勝利を贈ることを誓い、明日から大阪遠征に出発します。

■斎藤佑投手 <6回、球数112、打者26、安打4、三振5、四球5、死球0、失点3、自責点2>

「調子自体は良かったと思います。ボールも指にかかっていたので、最初から飛ばしていきました。ただ、コントロールが定まらなかったですね。112球ですか。疲れました。この後はチームが勝てるようにベンチで応援します。」

■梨田語録

「斎藤はフォアボールが多かったですね。イニングによっては球数が少ないときもあったけど、全体的に多くなってしまった。6回、7回と考えていたけど、6回で代えるしかなくなった。ピッチングはうまくなっているし、いいボールも投げている。ただ、あの回(六回)だけヒット3本打たれたね。フォアボール以外はよかったんじゃないですか。へばりはあったと思うけど、あのイニングは投げ切らせようと思ってました。」

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